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少女文庫を追ってきたので、時計の針を戻して、少年文庫について見てみましょう。 手元の資料では、1976年に、角川文庫ジュブナイルシリーズが始まった、となっているのですが、ソノラマ文庫の石井進さんの証言のように、その前からジュニア小説の収録があった、というお話もあります。いずれにせよ、角川書店の社長が角川春樹氏になる、1975年前後のことだと思います。 ジュブナイルシリーズは、「時をかける少女」のような日本の作品の他に、レスター・デル・レイやハインラインの海外SFも収録していましたが、いつの間にか、「ジュブナイルシリーズ」の冠が取れて、普通の文庫として、富野由悠季さんの「リーンの翼」や、藤川桂介さんの「宇宙皇子」のようなヒットシリーズが生まれました。 実を言うと、少年ものの文庫については、私はよく知らないのです。少女文庫だけでも、今までに見てきたのでお分かりになるように、膨大な量がありますの
趣味のWebデザインのhttp://deztec.jp/design/06/04/07_economics.htmlから。 無税国家は本当にありえないのかな? 経済学の素朴な疑問をふたつ。 日本の経済論壇(のごく一部)で有名な「バーナンキの背理法」とは、「もし通貨の発行量をいくら増やしてもインフレが生じないとすると、無税国家が実現される。これはおかしいので、通貨発行権を持つ銀行はインフレを起こすことができる」といったもの。最初は「ふーん」と思ったんだけど、よくよく考えると、「無税国家はありえない」って、どこから出てきたのかなあ、と。無税国家、ありえるのではないか。これが第一の疑問点。 リンク先の経済学の話とは関係ないんですが、無税国家については星新一が書いてます。「全てのアイディアは星新一が書いている。」という言葉を思い出しました。たしかSFに関してのことで、「もし星新一が書いていない場合
アニメが始まったそうです。私はまだ観ることができませんが、なかなか賛否両論だったみたいですね。アニメを観て原作に興味を持った人も多いのではないかと思われます。 ちなみに、初回に放送された(らしい)『朝比奈ミクルの冒険 Episode00』は作中に登場する自主制作映画を忠実に再現したものなので、「絵がおかしい」「声優が下手」などと非難するのはナンセンスです。 さらにちなむと、SOS Dan web siteのデザインがめちゃくちゃなのは、作中に登場する「SOS団のサイト」を忠実に再現しているからです。 閑話休題。 このエントリでは、「原作を読みたいんだけど、どういう作品なの? おもしろいの?」という人のために、『涼宮ハルヒ』シリーズ(以下、『ハルヒ』)を、主観を大量に交えて紹介していきたいと思います。まあ、痛めの信者による勢い半分ネタ半分のエントリと思って、気楽に読んでください。 参考→ke
REVの日記:ライトノベル大陸戦記"の感想 (発想よりも知識、知識よりも経験が欲しい - WINDBIRD 経由) 懐かしい……。ライトノベル大陸戦記のフォローなんだけど、確かに私も歴史を知る側の人間になってしまったんだな……っと感慨深げに思ってみる。 イッパン=ブンゲー帝国からの独立宣言前夜から、私はスニーカー王国の住人だった。まだ子供だった頃のある日、帝国の旗の代わりに見慣れない「青い旗」が揚がっていたんだ。最初は国名も決まっておらず、空みたいに青いだけの飾り気のない旗だったけどね。 しばらくして「歩む男女の姿を黄色く染め抜いた青旗」が、「スニーカー王国」の国名とともに誇らしげに掲げられるようになったんだ。図柄はこの地を訪れた移民者たちの姿を模したものらしい。あの頃の高揚感を思うと、今の六角形に「S」を描いただけの旗なんて味気なくて仕方ないよ。 http://alisato.parfa
スニーカー王国の建国において、エスエヌイー公国による移民船団の存在は欠かせないものだろう。 エスエフ帝国・ファンタジー王国の血筋に連なるヒトシ=ヤスーダ大公は、ゲーマー民族の移民者を引き連れてオターク王国からライトノベル大陸への大規模移住を企てた。その際、ドラゴンランスの戦いによって親交があった大フジミ王国の口添えにより、建国間もないカドカワ条約機構各国から移民船コンプティーク、移民船ドラゴンマガジンの貸与という形で多大な支援を得ていた。 移民計画はリョウ・ミーズノ総督の指揮の下、アレクラスト計画として進められた。この時の移民が初期のスニーカー王国・大フジミ王国を支えることになる。 しかし移民船コンプティークは、後のデンゲキ王国建国に伴う内乱により沈没。現在は再建された二代目コンプティークが就航しているが、軍艦として再建された同艦は主にオターク王国での軍事プレゼンスに用いられており過日の面
米澤穂信『氷菓』を今頃読んでみました。 千反田かわいいよ、千反田。 ・・・・・・・。 ・・・・・・・。 ・・・・・・・違う、そうじゃない、これはそういう小説じゃない。 さわやか風味のちょっぴりほろ苦な青春ミステリですよ。 いわゆる日常系ミステリというやつ。 人が死ぬような事件はまったく起こりません。 何ごとにも積極的に関わろうとしない、灰色の「省エネ」少年、折木奉太郎は姉の命令で廃部寸前の古典部に入部することに。好奇心旺盛にして活動的、「わたし、気になります」が口癖のお嬢様、千反田に頼まれて、日常のちょっとした謎を解き明かしていきます。 いつのまにか密室になった教室の謎。毎週必ず借り出される本の謎。あるはずの文集をないと言い張る先輩の謎。そして古典部員たちはやがて、『氷菓』という名の文集に隠された33年前の事件の真相にたどり着きます。 廃部寸前の文科系クラブ、部室にたまる高校生、なぜか舞い
タナカヨ暦53年―― ライトノベル大陸の情勢は混迷の一途を辿り、同胞であるはずのライトノベル民族同士でさえ激しく争う戦乱の時代となっていた。 西方のスーパーダッシュ王国がオターク帝国から賢人トール=ホンダーを招き、富国強兵に励んでいたその頃、南方ではエムエフジェイ王国が宰相ヤマグッチと将軍クワシマーのもと軍備増強を図っていた。それを察したファミ=ツゥ国は名将タグッチィ=センネンドーに軍を預け、エムエフジェイ王国に備えることとなった。 スニーカー帝国はナガール=タニガアを総司令官に据えて捲土重来を期し、東西のフジミ王国をまたにかける若き天才コーヘィ=アザノンもまた、虎視眈々と勢力拡大を狙っていた。 東の山脈を越えた向こうでは、ミステリ王国では"ファウスト党"、エスエフ帝国では"リアル・フィクション派"と、それぞれで親ライトノベル民族派が台頭し、またファンタジー王国は王家の跡継ぎ問題に揺れてい
以前お約束した、「ちゃんとした分類」です。 ぜんぜんちゃんとしてないというのは秘密だ! えーっと、分類といっても、もちろん分類にもいろいろあります。今回は「境界」上にある作品の位置をイメージ化してみました。かなり手抜きですが…。 それで、『ライトノベル☆めった斬り!』でしたっけね、立ち読みしただけだからうろ覚えなんですが、あれの中に「ライトノベルには四つの頂点がある」みたいな話があったわけです。「撲殺天使ドクロちゃん」「マリア様がみてる」「マルドゥック・スクランブル」「デビル17」…だったかな。個人的にはいろいろ異論もあるんですが、この「頂点」という考え方を推し進めて、ライトノベルとそれを取り巻く周囲の構造をイメージ化してみました。 かなりツッコミどころのある絵なんですが。 「ライトノベル」の周囲に「一般」「ミステリ」「SF」「ファンタジー」「少女小説」「ゲーム」を並べ、そこに作品を無理や
「バッカーノ!」のドラマCDの感想とか、読んだ本の感想とか上げたいけれど、全部面倒だ。 体がだるい…。 でも、とりあえず、「バッカーノ!1931」ってこんな面白かったのか! と感慨深いので股読んでみようと思います。 脚本がどれだけ変えたのかとか、確認したいし。 ひとまず脚本は結構上手いなー、というか、成田良悟の文章って普通に語り口にするにはくどいのかな? とか思ってみたりしますが、さてどうだか。 にしも、ついてきた小説のあとがきで、成田さんが若本規夫さんと話をしたっていいなー。「文章になってないっての」 四月におそらく買う物。 山口貴由「シグルイ 6」 内臓袋こと濃尾三天狗、憤怒を越えて魔神と化した虎眼先生、うどん玉。 これだけ揃ってたら買うしかない。 荒山徹「柳生雨月抄」 荒山徹先生世界最強の柳生剣士、柳生友景が主役の本。 友景は柳生剣士の上に陰陽師(しかも陰陽頭にまでなる)なので、柳生
去年の10月頃から放置していた読書リストを久しぶりに更新しましたよ。 2005年の読了本一覧、レーベル別では富士ミスが一番多かった模様。 本格ミステリにライトノベルに児童書にジュブナイルポルノ…と手広いんだか無節操なんだかよくわからない並びですね。 シリーズ途中で放置しているのも多いし、そのへん何とかしたいんだけどなあ。 そして、今年の読了本リスト…、なにこのジャンル比率 orz 今までこちらでの感想を含め 「作品タイトル」作家名 で表記することが多かったのだけど、本日分から逆にすることにしました。 小説版のイラストも担当している”まだらさい”氏自らの手によるコミック版。 原作とまったく同じクオリティの絵が1冊分たんまり詰め込まれていて、 椿っちの凛々しいお姿や常時底抜け笑顔のゆうなやキャラクタのころころ変わる表情を見てるだけで単純に楽しい。 ライトノベルの絵師はマンガ家よりもイラストレー
『とある魔術の禁書目録』『灼眼のシャナ』『空ノ鐘の響く惑星で』あたりまでは、まだよかった。ライトノベル(と呼ばれている)レーベルにまるっきり無関係というわけじゃなかったからだ。新城カズマの『サマー/タイム/トラベラー』が挙がってきたあたりから、参考資料に関するぼくらの議論はどんどん脱線していった。 「桜庭一樹。『少女には向かない職業』」 「いったい全体それのどこがライトノベルなのよ、涼?」 「あなたがそうだと思うものがライトノベルです。ただし……」 「却下!」涼以外の全員。 「じゃあ『砂糖菓子の弾丸は撃てない』でいいよ。これだけは譲れないからね」 「『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』だ」コージンの警告がとぶ。 「『犬はどこだ』、米澤穂信」今度はコージンの番だった。「もしくは『さよなら妖精』」 「ミステリ・フロンティアは駄目なんじゃないのかよ? そうだよね、卓人?」 涼はぼくにすがりつく。正確
冲方丁 『マルドゥック・スクランブル』 ISBN:4150307210 ISBN:4150307261 ISBN:415030730X (2003/05〜07) 『マルドゥック・ベロシティ』 ISBN:4150308698 ISBN:4150308704 ISBN:4150308711 海猫沢めろん 『零式』 ISBN:4150308773 荻野目悠樹 『デスタイガー・ライジング』 ISBN:4150307229 ISBN:4150307385 ISBN:415030744X ISBN:4150307636 (2003/05〜2004/07) 小川一水 『第六大陸』 ISBN:415030727X ISBN:4150307350 (2003/06〜08) 『復活の地』 ISBN:415030761X ISBN:4150307660 ISBN:4150307709 (2004/06〜10)
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