先月、沖縄市の男子中学生が同級生に暴行される動画がインターネット上で広まった問題で、去年にも、同じ中学校の別の生徒が暴行される動画が撮影されていたことがわかりました。市の教育委員会は、事態を把握しながら詳しい調査をしていなかったとして謝罪しました。 さらに、市の教育委員会によりますと、去年5月にも、この中学校の別の男子生徒が、ほかの自治体の中学校の生徒に暴行される動画が撮影され、生徒らの間でやり取りされていたことがわかったということです。暴行された生徒は、先月中旬までほとんど登校できない状態が続き、保護者から連絡を受けた学校は生徒らに動画を削除させましたが、市の教育委員会は詳しい調査をしていませんでした。 これについて沖縄市教育委員会は、記者会見で、「重大な事案だと捉える危機意識が不十分だった」と説明し謝罪しました。 学校は、今後、調査委員会を設置し2つの動画が撮影されたいきさつなどを調べ