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ブックマーク / samuraiblue.jp (6)

  • ザッケローニ監督手記 vol.33「4年目の私の日本」

    での仕事も4年目に入り、来日当初に比べると、さすがに大きな発見や驚きは少なくなりました。そういう意味では日の生活に慣れたのでしょう。ただ、いまだにに関しては発見が残っている気がします。すし、刺身、ソバ、とんかつなどに続いて昨年、私のお気に入りリストに入ったものが幾つかあります。たとえば、しゃぶしゃぶ。肉だけではなく魚介類にもトライしましたが、シーズンの時期のカニしゃぶはとても美味でした。鍋物は日の冬の定番だそうですが、一つの鍋を大勢で共有することもまったく抵抗はありませんでした。お好み焼きも最近べたものの中では印象に残っています。ピザと比べてどう思うかと聞かれると答えに窮しますが、とにかく、日ではどこに行っても、その土地と結びついたおいしいものがべられることに感心します。ヨーロッパでは必ずしもそうはいきませんからね。日では駅の中でもおいしいものがべられる。東京駅などそう

  • ザッケローニ監督手記 vol.21「コンフェデレーションズカップ」

    12月1日にブラジルのサンパウロで行われた「FIFAコンフェデレーションズカップ ブラジル2013」のドローに、アジア・チャンピオンの監督として参加してきました。ご存じのように、組み合わせ抽選の結果は日にとって、この上ないものでした。グループAに入った日は6月15日の開幕戦でホスト国のブラジルとぶつかり、19日の第2戦は今年のユーロで2位になったイタリアと対戦、22日のグループリーグ最終戦は北中米カリブ海王者のメキシコと戦うことになりました。どの国もFIFAランキングは日より上位です。ワールドカップ開催国で番の1年前に、プレ・ワールドカップとして開かれる大会に参加できるのですから、芝の状態や気候の違いも含めて当に貴重な経験の場になると思います。 開幕戦を戦うブラジルとは10月にポーランドのヴロツワフで戦ったばかりです。しかし、今回は場所が首都ブラジリアですから、ヴロツワフのときと

  • ザッケローニ監督手記 vol.20「オマーン戦を振り返って」

    今年最後の代表戦となったオマーンとのワールドカップ・アジア最終予選は難しい状況で行われたゲームでした。まず、試合が行われたオマーンの首都マスカットの11月の気候と日選手の過半が暮らす欧州の気候との、あまりの違いがありました。ロシアのモスクワを生活のベースにする田圭佑などは氷点下の極寒の地から気温35度の砂漠の国に来て、試合をするわけです。田の場合、事前キャンプ地のカタール・ドーハには試合3日前の11月11日夜に到着しましたが、そういう悪条件が試合にどういう影響を及ぼすのか。把握に努めながらも読み切ることは難しい作業でした。他の欧州組も事情は同じでした。気候への適応という点では今回は11月8日に日を発ち、9日から事前キャンプを張った国内組の方にアドバンテージがあったと思います。一方で欧州組は今回、飛行機移動の長旅の疲れ、時差ぼけの問題は小さかった。欧州からの距離を考えると日よりオマ

  • ザッケローニ監督手記 vol.14「向上とキープのセオリー」

    先日、日本代表監督としての新たな契約を結びました。代表監督という初めての挑戦、異郷の地での暮らしという初めての経験。どちらも有意義な時間を過ごせている私にとって当にうれしいニュースです。私も2014年のワールドカップ・ブラジル大会までは日の指揮を執り続けたいと思っていました。今回の契約はまさに「相思相愛」の所産といえるのではないでしょうか。 6月3日から始まったワールドカップ・ブラジル大会アジア最終予選で日は6月の3連戦を2勝1分けで滑り出すことができました。3日のオマーン戦、8日のヨルダン戦はホームの埼玉スタジアムで戦って3-0、6-0と勝利。12日のオーストラリア戦はアウェイのブリスベンに乗り込んで1-1の引き分け。率直に言って、オーストラリア戦も勝てた、という気がするので決して納得はしていませんが、この3連戦で選手、スタッフが示したチームと勝利に対する献身にはとても満足していま

  • SAMURAI BLUE(日本代表) フランス代表と対戦 | SAMURAI BLUE サッカー日本代表 | 日本サッカー協会

    2012年10月に予定していますSAMURAI BLUE(日本代表)の海外遠征において、フランス代表と対戦することが決まりましたのでお知らせいたします。 日時: 2012年10月12日(金) 現地時間21:00キックオフ<日時間 翌13日(土)4:00> 会場: フランス(開催都市未定) 対戦: フランス代表 対 SAMURAI BLUE(日本代表) ※テレビ放送やチケット販売等の詳細は決定次第ご案内いたします。 <過去の対戦成績> 5戦/1分4敗 ・1994年5月29日 ●1-4  東京(日) キリンカップサッカー’94 ・2000年6月4日 △2-2 (PK2-4) カサブランカ(モロッコ) ハッサン2世杯 ・2001年3月24日 ●0-5 サンドニ(フランス) 親善試合 ・2001年6月10日 ●0-1 横浜(日) FIFAコンフェデレーションズカップ日/韓国2001

  • ザッケローニ監督手記 vol.05「9月」

    ワールドカップ・ブラジル大会アジア3次予選に臨む日の戦いが始まりました。結果は皆さんもご存じの通り、2試合を戦って1勝1分けの勝ち点4。いろいろな意見はあると思いますが、私は悪くない滑り出しだと思っています。 9月の2試合は二つの異なるチームと異なる条件の下で戦いました。共通するのは朝鮮民主主義人民共和国もウズベキスタンも、日が次のステップ(最終予選)に進むためには避けては通れないライバルであり、そんな両チームと早速戦えたということです。 2日に対戦した朝鮮民主主義人民共和国は、場所が日のホーム(埼玉スタジアム)ということで守備的な策を採りました。自陣に多くの人数を割き、しっかりブロックを作った上でコンパクトにまとまって、日にスペースを与えないようにしてきました。徹底的に日の良さを消す作戦でした。それでも日はたくさんのチャンスを作りました。ゴールは試合終了間際の吉田麻也の1点に

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