『パルプ・フィクション』の未公開カットを販売 アートやコンテンツの世界でいま、「NFT」が注目を集めている。 各種のデジタルコンテンツが、何百万円や何千万円どころか、数十億円といった高額で取り引きされる基盤技術として使われているのだ。 「NFT」が大きな話題をよんだのは、2021年3月のことだった。「Twitter」社の共同創設者として知られるジャック・ドーシー氏による初めてのツイートが、NFTを通じて約291万ドル、日本円にしておよそ3億1500万円もの価格で販売されたのだ。 11月初旬には、クエンティン・タランティーノ監督の初期の傑作『パルプ・フィクション』の未公開カットがNFTで販売されることが発表され、耳目を集めたばかりだ。 技術基盤は「仮想通貨」と同じ NFTとは、「Non Fungible Token」の略だ。「交換不可能な価値をもつトークン」という意味であり、「非代替性トーク
![デジタルアートや投稿に破格の値がつく話題の「NFT」とはなにか?(西田 宗千佳)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/171e7235146e8f4b96e736e60ae6070e69f359f1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2Fd%2F1200m%2Fimg_fd28856f9c633df4489d6edacafa737c475852.jpg)