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ブックマーク / caprice.blog63.fc2.com (10)

  • きまぐれな日々 「自主規制」なんて止めよう。言いたいことを存分に言おう

    歳をとるにつれて、年々3月は憂な月となり、4月にも新たな意欲など湧かなくなるのだが、今年は特にそうで、これほど憂な3月というのも珍しい。 テレビ番組でも3人の司会者がレギュラー番組を去ることが話題になっている。このうち、NHKの国谷裕子は番組を見る機会がほとんどなかった。TBSの岸井成格は、4月から同局のスペシャルコメンテーターに就任とのことで、『NEWS23』のアンカーは朝日新聞を定年退職する星浩に代わるらしいけれども、『サンデーモーニング』を降りるという話は聞かないし、『NEWS23』にももしかしたらたまに登場するかも知れない。昔このブログで岸井の悪口をずいぶん書いたが、昔は嫌な安倍晋三びいきのコメンテーターだった。それは岸井が昔故安倍晋太郎の担当記者だったらしく、その縁で安倍晋三に期待していたようなのだが、安倍晋三は父をないがしろにして岸信介にばかり心酔して改憲を宿願とするばかり

    SirVicViper
    SirVicViper 2016/03/22
    "歳をとるにつれて、年々3月は憂鬱な月となり、4月にも新たな意欲など湧かなくなるのだが、今年は特にそうで、これほど憂鬱な3月というのも珍しい。" ←この春の改編内容は自分にとっても過去最大級の厳冬であった。
  • きまぐれな日々 立憲主義、そして「日本の土台を破壊」した安保法案の成立

    ついに稀代の悪法、憲法違反の安保法案が強行採決の末に成立した。 この件に関するメディアの報道について、『kojitakenの日記』に書いた。こちらには簡単な総括記事を書く。『kojitakenの日記』には、「はてな」への登録という障壁があってコメントできないと仰る方も少なくないので、こちらでは今後(というか前回からだが)簡潔な記事を書いて、どうぞコメントしてください、というスタイルで行こうと思う。正直言って、こちらのブログはアクセス数もだいぶ減っているので、長文の記事を書いても「労多くして功少なし」になっているのである。 今回の安保法案成立の核心を突いた言葉だと感心したのは、今やすっかり「リベラルの闘士」と化した岸井成格が9月18日放送の『NEWS23』でフリップに書いて示した「日の土台を破壊!」だった。 結局そこなのだ。憲法による政権の縛りを解き、政権が、そして軍隊が好き勝手に自衛隊

  • きまぐれな日々 安倍晋三の「テロとの戦い」とネトウヨの自己責任論の齟齬

    先週に続いて、重い気分で記事を書かざるを得ない週の初めとなった。まるで、日の日曜日の朝を暗くすることを狙ったかのような「イスラム国」(IS)によって、湯川遥菜氏に続いて後藤健二氏も殺害された。心からお二方のご冥福をお祈りする。 このブログと『kojitakenの日記』とを通じて、私は「テロは言語道断だ」とは意識的に書かずにきた。そんな当たり前のことをいちいち断らなければ文章を書けない空気を作る片棒を担ぎたくなかったからだ。だが、事件が大きな区切りを迎えたので、今回はその当たり前のことを断っておく。いかなる理由があれ、テロが許されないことは当然だ。 ただ、一部に蔓延している下記の主張にははっきり反対しておきたい。その主張とは、「今は政府の対応を見守るべきであって、政府批判はテロリストを助けるだけだ」という主張だ。私が『kojitakenの日記』に書いた一連の記事も、「似非サヨクのなんやらか

  • きまぐれな日々 集団的自衛権行使のために中東外交路線を変更した安倍晋三

    およそ2週間ぶりの更新になるが、今回はイスラム国(IS)による湯川遥菜・後藤健二両氏の拘束及び身代金要求と、それに続く、同じイスラム国による湯川氏の惨殺に触れないわけにはいかない。残念ながら、湯川氏が殺されたことはほぼ確実とみなければならないだろう。 これほど陰惨な事件もない。キーボードを打つ指の動きも鈍る。だが気力を振り絞って書く。 後藤健二氏は拘束以前から知っていた。それは、以前テレビ朝日の「報道ステーション」で彼の報告を見たことがあるし、テレ朝以外の局の報道番組にもしばしば出ていた。その名前を最初に聞いた時、読みが共同通信出身のテレビキャスターと同じなので、まだ名前を知らなかった時、後藤謙次が中東に行ったのかと一瞬勘違いした。その時名前を覚えた。中東を取材するフリージャーナリストとしては有名な人といえるだろう。 問題は日政府、とりわけ首相・安倍晋三の対応だ。 後藤氏の拘束は数日後に

  • きまぐれな日々 朝日・従軍慰安婦報道問題の「日本の常識は世界の非常識」

    最近気になって仕方がないのは、今月(2014年8月)5日と6日に朝日新聞が掲載した、自紙の従軍慰安婦に関する記事で故吉田清治氏の証言が虚偽だったとしてこれを取り消した件に関する世論だ。私はずっとというわけではないが、物心ついて以来人生の3分の2くらいは朝日新聞を読んできた。当ブログ開設以降に関していえば、途中2007年4月から1年間四国新聞をとっていた期間以外は、ずっと朝日をとっている(但し途中、転居に伴い、参照する紙面は大阪社版から東京社版へと変わった)。 朝日新聞に対する不満は私も多々持っているが、特にブログ記事を書く場合、良きにつけ悪しきにつけ朝日を参照するのが得策だと考えている。『kojitakenの日記』に、NHKプロデューサーの村松秀氏が書いた『論文捏造』(中公新書ラクレ,2006)を参照しながら、イギリスの科学誌『ネイチャー』とアメリカの科学誌『サイエンス』の商業主義(コ

  • きまぐれな日々 「個」がない国民が小泉や天皇を頼り、秘密保護法案を許す

    今回も2週間ぶりの更新。今月の更新は2回にとどまり、月間の新規エントリは2006年4月のブログ開設以来最少になった。 秘密保護法案の衆院採決は、明日(26日)にも行われそうだ。しかし、法案に反対する言論は、東京新聞や毎日・朝日などがネットに先行している。ネット市民の反応は鈍く、『kojitakenの日記』に民主党が反対するんだそうな。てめえが作った(煽った)法案だろうが。こんな奴らが反対するなら賛成したくなる。 などとしたり顔に書く馬鹿者まで現れた。また、同じ『kojitakenの日記』で私が山太郎の「天皇お手紙事件」や小泉純一郎が自らの原発推進責任をろくろく反省もしないで「脱原発」でウケを狙ったことを繰り返し批判したことに対して、小泉・山を叩く暇があったら、法案の質を徹底的に批判するキャンペーンをすべきところであった。 とコメントしてきた人間もいたが、前述の通り、「法案の質を徹底

  • きまぐれな日々 「今世紀最悪」と酷評された「特定秘密保護法」が成立

    12月6日に特定秘密保護法が成立した。 総理大臣が安倍晋三である以上、国会の会期末に強行採決で成立させることは最初から見えていた。安倍晋三は極めて悪質な独裁者であり、どんなに理を尽くして反対論を盛り上げたところで折れる人間ではない。ある報道で、祖父の岸信介(A級戦犯容疑者でもある)が1960年の日米安保条約改定で見せた行動を手とする安倍晋三の強い執念が、これほどまでにも反対論が多かった法律を成立させたと言った人がいた。その通りだろう。 報道では、かつての第1次安倍内閣ではやけに安倍晋三を庇い立てる姿勢に強い不信を持っていた毎日新聞元主筆の岸井成格が、テレビで批判の先陣に立っていたのが目立った。岸井は、安倍晋三の父・安倍晋太郎の担当記者で、晋太郎の代筆まで行ったことがあるらしく、そのよしみで第1次安倍政権では安倍晋三に期待をかけていたと見られるが、半年ほど前に読んだ岸井と佐高信との共著にお

  • きまぐれな日々 安倍晋三の「消費税率引き上げ決定」に思うこと

    もう1週間近い前の話になるが、10月1日。安倍晋三が来年(2014年)4月からの消費税率を、現行の5%から8%へと60パーセント(3ポイント)も引き上げる決断を正式に下した。 その少し前から新聞やテレビがしきりに、しかし一斉にではなく五月雨式に「首相。消費増税を決断」などと報じられていたから、安倍晋三がその報道通り消費税率を引き上げたことは当然だと思ったが、「安倍首相は消費税率引き上げを見送ってくれる」と信じていた人たちが結構いたらしく、このニュースに関する彼らの反応が一部で話題になった。 彼らは、官僚とマスコミの圧力に安倍首相が屈したと言うのだが、総理大臣の権力がそんなに弱っちいものではないことは、ここ10年の総理大臣たちの言動から周知である。郵政解散・総選挙を断行した小泉純一郎をはじめ、党内からの辞任圧力に抵抗し続けた麻生太郎や菅直人、それに消費税絡みでは三党合意を成立させて解散・総選

  • きまぐれな日々 祝・橋下惨敗! 堺市長選で竹山修身市長が西林克敏を破る

    昨日(29日)投開票された堺市長選で、現職市長の竹山修身候補(無所属)が、大阪維新の会公認の西林克敏候補を大差で破って再選された。また、同日に行われた堺市議補選は、3議席がいずれも維新の会と自民党との対決構図になったが、中区と西区で自民党候補が大接戦を制し、維新の候補は南区で議席を得るにとどまった。これら3議席はいずれももとは維新の議席であったことから、市長選、市議補選とも維新は敗北した形だ。 だいぶ前から大阪市長の橋下徹が力を入れていた堺市長選での維新候補の惨敗は、昨年末の衆院選以来波がありながらも基的には低落基調だった維新の衰勢に、今なお歯止めがかかっていないことを示すものだろう。 ところでこの選挙、マスコミはおそらく維新対既成政党連合という図式で解説するだろう。記事は、朝日新聞の朝刊(30日付)が届く前に書いているが、朝刊に載っているであろう記事の書き出し部分が同氏のサイトに出て

  • きまぐれな日々 橋下徹は没落すれど、安倍晋三が日本を壊すリスクは続く

    橋下徹が安倍晋三の歴史修正主義を援護射撃しようとして発した「従軍慰安婦発言」は、それでなくても凋落の兆しを見せ始めていた橋下と「日維新の会」の勢いを決定的に殺ぐものとなったが、呆気にとられたのは、ここ20年ほどの右翼の議論がすっかり「自分は穏健保守だ」と思い込んでいる人たちの間に浸透し切っていることだ。それは世界標準(グローバルスタンダードw)から見れば「極右」に他ならない。 橋下の妄言のどこがどう問題かということは、懇切丁寧に解説しているサイトがいくらでもあるのでここでは論じない。一連の騒動と最近の当ブログのコメント欄にあまりにも辟易したので、まず当ブログのコメンテーターたちに毒づくことから始める。 当ブログのコメント欄もすっかりネトウヨの巣窟と化した。ここまでコメント欄の大半が迷惑なネトウヨの妄言に占められるようになった記憶はちょっとないが、そのうちの1つにこんなことが書いてあった。

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