【NQN香港=須永太一朗】ジャニーズ事務所が創業者による性加害を事務所として初めて認め、謝罪会見を開いてから間もなく1カ月。日本企業の間で同事務所との契約見直しの動きが広がるなか、韓国の芸能企業が事業を広げるとの見方が浮上している。韓国株市場の関係者に聞いたところ、芸能事務所運営とドラマ制作の計5社に焦点が当たっている。多くの芸能企業が株式上場韓国は日本と異なり、多くの芸能関連企業が株式市
<日本でも「NewJeansおじさん」と否定的に語られるNewJeansの中年男性ファンたち。韓国ではイベントの際の動画が物議を醸している> 「ニュージーンズ(NewJeans)」は15~19歳のメンバーで構成される、いま最も注目を集める女性K-POPアイドルグループ。日本では従来の韓国ガールズグループ以上に中高年の男性からアツい支持を受けているようで、「NewJeansおじさん」という否定的なニュアンスが込められた言葉がSNSで拡散される状況となっている。 ■【動画】「若者にチャンスを譲れ」「メンバーに触ろうとしてる!」と物議を醸したNewJeans のイベントの様子 このファン層の特徴は、韓国国内でも共通しているようだ。8月に開かれたファンイベントでは、ファンたちが現地で撮影した映像がSNSに投稿され始めると、イベント参加者の多くが30代後半以上の男性だという指摘が相次ぐ事態になった。
推しの「政治」的な言動に抵抗感があるのは、なぜ? K-POP・韓流ファンは避けられない『日韓のモヤモヤ』 『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』(大月書店) 近年、ますます存在感を増している韓国カルチャー。動画ストリーミングサービスの普及によって韓国ドラマ/映画にアプローチしやすくなり、BTSの世界的人気にけん引される形でK-POPは誰もが耳にする身近なものへと変化した。コロナ禍でも韓国コスメの輸入額は増え、女性や弱者の視点から社会を鋭く切り取る韓国文学やフェミニズム関連書は、日本のフェミニズムをけん引する存在にもなっている。 一方で、いわゆる“歴史問題”は、いまだ日韓の間に横たわったまま。韓国芸能人が歴史や日本について言及するだけで、ネガティブな感情を引き起こされる人もいるだろう。 7月に発売された『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』の執筆陣は、一橋大学で朝鮮近現代史(加藤圭木ゼミ)を
――「K-POP」という音楽はいつごろ生まれたのでしょうか? K-POPの原型が生まれるのはソウル五輪の開催を前後した1980年代後半から10年ほどの間です。まず80年代後半にマイケル・ジャクソンやマドンナのようなアメリカン・ポップを意識したダンスミュージック、それに「韓国版ニューミュージック」とも言えるモダンなバラードがはやり始めます。日本で人気だった松田聖子や少年隊、光GENJIといったアイドルの影響も受けるようになります。さらに90年代に入ると、米国からブラックミュージック、とくにヒップホップやラップを積極的に取り入れ、音楽市場の主流を変えていきました。 二十歳の頃の松田聖子さん ――どんな時代背景があったのでしょう? 60~80年代の軍事独裁政権下では、音楽だけではなく放送においても政治的、反体制的な内容のものは禁止されていました。放送局やラジオ局も当然、政権に従っていました。ロッ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く