中東イスラエルの総選挙は、ネタニヤフ首相が率いる右派政党が改選前から議席を大きく増やして第1党となり、ネタニヤフ首相は右派勢力を中心に4期目の政権発足に向けた連立交渉を行うものとみられます。 公式な獲得議席数は発表されていませんが、地元メディアによりますと、ネタニヤフ首相が率いる右派政党「リクード」は改選前から議席を大きく増やし30議席を獲得し、第1党となる見通しです。 一方、「リクード」との接戦が伝えられた中道左派の統一会派「シオニスト・ユニオン」は24議席を獲得し、第2党となったほか、今回初めて統一会派として選挙に臨んだ「アラブ統一会派」が14議席を獲得し、第3党に躍進しました。 「シオニスト・ユニオン」は18日、「われわれは信念に基づき議会で闘いを続ける」と事実上の敗北宣言を行い、「リクード」が勝利を決めました。 「リクード」は単独では過半数の61議席に届かないものの、ネタニヤフ首相