こんにちは。今回はmalaさんのインタビューをお届けします。 malaさんはNHN Japanのエンジニアとして多くのウェブサービスの設計に関わるだけでなく、セキュリティやプライバシの観点から見たアーキテクチャについて、ブログでさまざまな情報や問題提起を発信されています。 特に昨年末に公開されたブログ記事「はてな使ったら負けかなと思っている2011」は、インターネットはどこへ行くかという私のもやっとした問題意識にピッタリとハマる素晴らしい文章でした。あの記事を読んで、これはぜひ一度お会いして、インターネットの現状やエンジニアの役割について、お話を聞いてみたい、と思ったのが今回の企画の発端です。未読の方は、まずそちらからどうぞ。 なお、インタビューは三月末に行われました。無職期間中に公開する予定で、ずいぶん時間がかかってしまいました。文中、私の所属する企業の話も出てきますが、例によってここは
「メディアによって生活空間・都市空間を変容させる」メディアアーティスト/研究者 江渡浩一郎さんインタビュー 2013.03.06 yu miyakoshi 今年の4月、山口県にある山口情報芸術センター[YCAM(ワイカム)]というアートセンターで、「メディアによるこれからの生き方/暮らし方の提案」をテーマにしたコンペティション「LIFE by MEDIA」が開催されます。 審査員には坂本龍一さん(音楽家)、青木淳さん(建築家)、江渡浩一郎さん(メディアアーティスト)、津村耕佑さん(FINAL HOMEディレクター)、山崎亮さん(コミュニティデザイナー)、そしてgreenz.jp編集長のYOSHさんが参加します。 前回のFINAL HOMEディレクター 津村耕佑さんインタビューに続き、今回は、集合知やソーシャルメディアの研究者として知られ、メディアアーティストでもある江渡浩一郎さんにインタビ
30年以上の歴史を持つ「コミックマーケット」で、初の「Webカタログ」が公開された。取り組みの背景と狙いを、開発を担当したCircle.msに聞いた。 “コミケ”などの通称で呼ばれる同人誌即売会「コミックマーケット」。12月29~31日に開かれる“冬コミ”こと「コミックマーケット83」(東京ビッグサイト)に向け、コミケ史上初の「Webカタログ」(β版)が公開されている。定番の分厚い冊子版やDVD-ROM版に加え、新たにWeb上でも出展サークル情報などが閲覧できるようになった。 開発したのは、コミケを運営するコミックマーケット準備会から委託を受けてオンライン申し込みサイトなどの開発・運営を手がけるサークル・ドット・エムエス(Circle.ms)。これまでもコミケ公式カタログ向け入稿作業に携わってきた同社が新たにWebカタログの開発、公開に踏み切った。 サイトは11月2日にオープン。出展する同
「はてなブックマーク」の開発者であり、またGREEにてソーシャルメディア開発を指揮した経験も持つ伊藤直也さん。この10年、日本のWeb業界の第一線を走り抜けてきた彼は、「ソーシャルメディア」というものをどのように捉えているのだろうか? 日本のソーシャルメディアを牽引してきた、トップエンジニア。 伊藤直也―。この10年、日本のインターネットビジネスの第一線で活躍しつづけてきた紛れもないトップエンジニアの一人だ。「はてな」の屋台骨を支えるCTOとして主要サービスである「はてなブックマーク」を開発。その後、フィールドを「GREE」に移し、ソーシャルメディア統括部長としてソーシャルゲーム・プラットフォーマーとしての急成長をエンジニアリングの面から支えた。 一方で、現在の「ソーシャルメディア全盛」の状況に対しては、やや懐疑的な立場をとることもあるのだという。それは一体なぜなのか?エンジニアとしてのキ
ブログにmixi、さらにTwitterというツールまで登場した今、それらを器用に使いこなしている人も多いが、自分にはどのツールが一番合っているのか、また使っているツールの楽しみ方がわからず戸惑っている人や、とりあえず使い始めてはみたものの複数のツールをどう使い分けるかに悩んでいる人も多い。筆者も「Twitterってなんか面白そう」と思いつつ、始める勇気が出ずに出遅れている一人だが、使った方がいいのか、また使うならどのような点に注意すれば楽しく使えるのか、そういったネットツールをあまり使いこなせていない人がどのように各ツールとつきあっていけば良いのか、多様なツールを使いこなしている、ネットに詳しい加野瀬未友氏に聞いてみた。 ネット初心者が、いきなりTwitterデビューするのは危険!? ――現在、Twitterが普及してきて一般の方から有名人まで多くの方が使ってらっしゃいますが、Twitte
[OGC2008#03]「2ちゃんねる」と「ニコニコ動画」のひろゆき氏が語る,ゲーム・コミュニティ・文化 編集部:Guevarista 「2ちゃんねる」の管理人にして,ニワンゴの設立メンバーでもある,ひろゆき氏 「2ちゃんねる」の管理人ひろゆき氏といえば,ここでくどくどと説明を並べ立てるまでもない有名人だろう。彼は「ニコニコ動画」のサービスを提供するニワンゴの,設立メンバーの一人であり,サービス運営に独自の役割を果たしている。 そんな関係もあって,OGC 2008にはなんと,彼が登壇するセッションが設けられている。第8講「コミュニティが生み出す想像事例と,CGMの可能性」と題したフリートークセッションがそれで,話題の中心となるのはおそらく,ニコニコ動画のサービスとアップロード作品,そして「ニコニコ映画祭」の応募作品といったことになるだろう。 このセッション自体,ある意味たいへん時宜を得たも
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