テレビゲームソフトやハードの販売・買取も行う、ビデオレンタルチェーン店として、日本全国に約1,200店舗が展開している、ゲオ(GEO)。ゲームユーザーなら、遊ばなくなったソフトを買取に出したり、中古ソフトを購入したり、あるいは新作ゲームを店頭で予約して、発売日に直接受け取りに行った経験は、誰しもあることでしょう。 インサイドとGame*Spark編集部は、ゲオの購買流通部商品購買課でリーダーを務める、“ゲームバイヤー”の海津祐樹氏を取材。ゲームの販売流通はどんな仕組みなのか、中古ゲームソフトはどのように運用・管理されているのか、普段あまり耳にすることのない裏側の話を詳しく聞いてきました。 ――本日はよろしくお願いします。まずは、自己紹介をお願いできますか? 海津祐樹氏(以下、海津): 2006年にゲオに入社をしまして、その当時は商品部というゲームを取り扱う部署に配属になりました。その後も、