「僕たちはかつてブログで体験した、あの魅力を語ることばをまだ持っていない」 みたいなことを言っていたのはid:p_shirokumaだったか。 おそらく同じように、僕たちはあの時体験した「切込隊長現象」がいったい何であったのか、それを語るすべをまだ持っていないのではないかと思う。 たぶん早すぎたのだ。腐っていたのである。 「なぎ払え」 どかん ドロドロ それはその片鱗を束の間垣間見せ、ふいに雲散霧消しネットの闇に消えていった。 その証拠に見よ。今の切込隊長こと山本一郎を。ただの小説家志望の好青(中)年にしか見えないじゃないか。まるで憑きものが落ちたよう。 そう、あれは確かに何かが憑いていたのだろう。 僕らは巨人の影に触れ、怖れ慄いた。振り返ってその全貌を見た者はたぶん、まだいない。 かつて失望補正というエントリにて「ネットを見る目が出来てくる」話を書いた。切込隊長は誰かに敗れたわけではなく
最近、はてなのサブアカウントを取って、新しくブログを始めた。今のところ、新しくエントリを書いても、誰ひとりアクセスしてくれない状況だが、そのうちなんとかなる、ような、ならないような。 こつこつ書き続けていればいつか読んでくれる人は現れるとも思うが、それまで誰も見ないのにブログを更新するというのは、やはり虚しい作業だった。俺は、何か文章を書いたらそれを誰かに読んでほしいと思う人間なので、誰も読んでくれないというのは、結構、なんというか、やっぱり、虚しい、というか。 今まで何個もブログを作っては閉じたり放置したりしてきた。どれもこれも、長続きしなかった。ネットでの知り合いでもできれば何か変わるだろうと思っていた時期もあったが、実際に知り合いができてみれば、なんだか怖くなってブログやら使っていたアカウントやらをすべて閉鎖してしまった。それでも文章を書くのは好きなので、ブログを書くことをやめられな
2013-01-31 大変な商売だなーと思った http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1748727.html これ読んだ。 ちょっと数時間ばかり事務所でぼんやりしてなきゃいけない仕事があって、やることないので、書こうと思ってたことを片っ端から書いてひまをつぶす。 ちなみに、内容はゆるいです。 まず最初に書いておきますと、俺は宗教上の理由によりAKBなんちゃらのことをまったく知りません。知ってる知らないじゃなくて、極力その情報を排除するようにしております。理由は秋元なんとかさんっていう人の商売のやりくちが骨の髄から大嫌いだからです。幸い、テレビさえ見なければ、向こうから情報が飛び込んでくるようなご時世でもありません。 とはいえエントリ書くのになんの知識もないのもなーと思って、とりあえずウィキペディア程度は見といたんですけど、もう、これ見るだけで腹
2013年01月28日放送の「ショナイの話」にて、北野武監督のキャスティングプロデューサーを務める吉川威史がゲスト出演していた。 キャスティング・プロデューサーとは 高須光聖「キャスティングプロデューサーというのは、どんな映画でもそういう方がいらっしゃるんですか?」 吉川威史「基本は、プロデューサーがやるんです」 高須光聖「あぁ、やっぱりそうなんですね」 吉川威史「ところが、プロデューサーが仕事が段々増えていって、プロデューサー1人でキャスティングやることが出来なくなったんです」 高須光聖「うん、うん」 吉川威史「だから、『主演の2人だけ決めておくから、周りのキャスティングは誰かがやってくれないかな?』みたいな感じなんですね」 高須光聖「たけしさんの場合は、どういう風な流れで、どういう順番でキャスティングをされるんですか?たけしさんはまず、『こういう映画やりたい』って始まるんですよね?監督
この手の渡邉美樹氏の発言に対する反応を見ていると、まだ彼のことをわかっていないんだなと。 「働くのは金儲けではなく人間性を高めるため」 渡邉美樹氏の「信念」にネットで皮肉相次ぐ : J-CASTニュース 肝心なところをわかっていない。 「人間が働くのは、お金を儲けるためではなく人間性を高めるためである」 「働くのは金儲けではなく人間性を高めるため」 渡邉美樹氏の「信念」にネットで皮肉相次ぐ : J-CASTニュース 渡邉美樹氏はうわべやとりつくろいではなく、本気でこう思っている。 渡邉氏の主張は以前からのもので、12年6月にも、「お金のために仕事をする。冗談じゃない。仕事は生きることそのもの」と講演会で語り、話題になっていた。 (2/2) 「働くのは金儲けではなく人間性を高めるため」 渡邉美樹氏の「信念」にネットで皮肉相次ぐ : J-CASTニュース それは彼の主義主張に一貫性が見られるこ
http://www.carpefidem.com/column018.html 自分を救ってくれたのはこういう「厳しい現実を教える人」ではなかったということだけ。 というか、引きこもりながらでも技能だけなら身に着けられるんだよ。 身に着けられないのはコミュ力だけだ。 というか、そもそも引きこもる前からコミュ力以外は問題なかったんだよ。 コミュ力がないと身に着けた技能を発揮する機会すら与えられず、 用無し役立たずといって自尊心を削られまくって自尊心ゼロになったら発狂するのを待つだけのゲームになってる 今の仕事とか職場のやり方の方を何とかしてくださいマジで。 あと、こういう言い分を「まぁそうじゃね?」って言っちゃうからブラック企業がなくならないんだってば。 やつらは自尊心の乏しい人間をいかにさらに凹ませて操り人形にするかしか考えてないんだぞ。 クトゥルフTRPGやってんじゃないんだよ! 今で
現代日本を完璧に表現している空間、それが「スナック」 日本でいちばんたくさんあって、いちばん外国人になじみのない場所、それがスナックだ。世界の街角には、それぞれ特徴的な「なごみ場所」がある。ロンドンではそれがパブだろうし、パリではカフェ、ニューヨークではバーなのだろう。イスタンブールではチャイハネで、バンコクなら屋台かもしれない。ここ日本では、それがスナックだ。 はっきりした数字は監督官庁も把握してないと思うが、いま日本には10万とも20万ともいわれる数のスナックがある。ひとつの県に2,000軒以上ある計算だ。そのうち9割9分はカラオケつきだろう。そのすべての店で、ビールや焼酎ウーロン割りのグラスが揺れるカチャカチャ音とともに、「喝采」や「つぐない」や、「銀座の恋の物語」や「津軽海峡冬景色」が今夜も歌いつがれている。「あとから感じる幸せよりも 今は 糸ひくような 接吻(くちづけ)しましょう
前回は、不登校になったときに何をしたら良いかについて掲載しました。今回もまた、現在不登校の状況下にある学生さんを対象に、「不登校を続けたまま引きこもりになり、30歳過ぎまで何もしなかった場合」について掲載しておきましょう。 尚、ここでは、一般的な一つのモデルケースとして、高校中退(或いは、高校進学歴無し)、職歴無し、30歳過ぎの男性を想定しています。これを読んでいるあなた自身がその立場になったとして読んでみて下さい。 注:当コラムについて、30代の方複数からお問い合わせがございましたので、コラム末尾に比較的多いお問い合わせ内容について追記を加えました。まず先に、当コラムで不愉快な気分になられた方がいらしたことを深くお詫び致します。ただ、30代引きこもり当事者の実情については、十分な精査を行った上で掲載しているのと同時に、「大変参考になりました」との意見も多々ございますため、掲載は継続する見
サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
シビリアンの戦争――デモクラシーが攻撃的になるとき 作者: 三浦瑠麗出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/10/19メディア: 単行本購入: 13人 クリック: 615回この商品を含むブログ (17件) を見る 本書はある種の戦争開始のメカニズムについての本である.著者の三浦瑠麗は東大農学部卒業後,同じく東大の法学政治学研究科の大学院に進み,2010年に法学博士となるというちょっと変わった経歴を持ち,現在は東大政策ビジョン研究センターの特任研究員という若手研究者だ.本書はそれまでの研究成果を生かしたはじめての主著ということで気合いが入った本になっている. 問題意識としては,「これまで関東軍の独走を許した日本や多くの軍事政権の暴走の例をふまえて,一般的に『軍部は基本的に戦争をしたがり,それを抑えるためにシビリアンコントロールが重要だ』と考えられてきている.しかしイラク戦争を見るとこ
私はこれまで「中国人エリートの日本観」をテーマに3年以上取材を続けてきた。インタビューに応じてくれた在中国・在日の中国人は120人を超える。今回はその中でもとくに印象的だった若者のひとり、張成さん(仮名、東京大学大学院修士課程)に、政権発足から約1カ月が過ぎた安倍政権や日本の政治について話を聞いた。 中国と日本の関係がぎくしゃくしている中、彼のようなエリートから見て「日本のこうした行動がわからない、理解できない」と思うところに、案外、両国の関係改善の糸口が隠れているのではないか、と思ったのだ。 誤解していただきたくないので最初にお断りするが、「彼の論が正しい」から、ここでご紹介するのではない。正否、好悪はさておき、本のタイトルではないが『中国人エリートは日本人をこう見る』の一例として、彼の見方をそのまま載せる。 海の向こうからは、我々の国、政治がこう見えるのか、という気持ちで、読んでいただ
生活保護費が7.3%カットされる方針が公表された。1月29日に閣議決定される予定だ。今回の措置で2013年から3年間で合計740億円が減額されるという。前回の減額措置は04年の0.2%だったので、今回は9年ぶりでなおかつ下落幅も大きい。税金である以上、支給に関して公平・公正は保たれるべきで、納税者の意欲をそぐような使い方は許されるべきではないのは当然だ。だが、これは順番が明らかにおかしい。 ●社会保障費カットの優先順位は年金・医療が先だ。 社会保障費約100兆円のうち、内訳は大雑把に50兆円が年金、30兆円が医療費、それに対して生活保護費は3兆円とケタが違う。7.3%カットで節約できる740億円は、年金ならば0.1%程度、医療費ならば0.2%程度とごく僅かな減額でまかなえる。しかも年金・医療は補助が無くても生きていける人も貰っているが、生活保護はこれが無くなったら生きていけない人しか貰って
ここに書く話は、誰から聞いたかということをいうとまずいかも知れないので、いちおうおれがでんぱをじゅしんしたって事にしておきます。( ・∀・ ) さて、つい先日のニュースで、『概算要求で「日本版GPS」が最高評価 宇宙政策委 』つーのがありました。 ようは、内閣府に設置された宇宙政策委員会が、2013年度予算で各省庁が概算要求した総数およそ100種類の宇宙政策を吟味して、4段階評価した結果を発表したってもの。 その最高評価が日本版GPSの準天頂衛星システムで、2番が「はやぶさ2」、一方国際宇宙ステーション(ISS)のきぼうの運用や、月面探査計画は最低評価の「事業の見直しが必要なもの」になったというニュースなのね」。 この、はやぶさ2の高評価とか、きぼうの運用や月面探査計画が最低ランクなのは、オレとしては「よくわかってらっしゃる」というかんじではある。 まあ、はやぶさ2に関しては、サ
1月22日、東京某所で日本映画テレビプロデューサー協会の主催のもと、「ニコニコ動画」を運営するニワンゴの杉本誠司社長によるメディア関係者向けの講演会が開かれた。ネットで必要とされる「センス」とは何なのか。ニコニコ動画を例に、あえてグレーな危険球に手を出すという「非常識」な運営手法の一端とその狙いを明かす。 現在、ニコニコ動画は176万人の有料会員を含め、3000万人もの会員が視聴していることになるが、杉本氏はそれでも決して「マスメディアではない」という。 「内訳を見てみると『ボカロ』『踊ってみた』『痛車』など、それぞれのカテゴリーに分かれて『民族化』している。そして彼らはめったに交わらない。言葉づかいもすごく気を遣う。同じ日本人なのに、ひとつのカテゴリーで伝わる言葉が、ほかではまったく伝わらない」 図版:ニワンゴ提供 ネットは手間がかかる、楽できない ニコニコ動画には数えきれないほど細かい
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