人間関係は、得てしてめんどくさいものだと思う。 新しい環境に身を置くときに、多くの人はそこで「うまくやっていこう」と考える。この「うまくやる」は、「良い人間関係を構築しよう」ということ。自分の居場所を心地の良いものにするため、他の人と仲良くすることを自然と求められる。 この「良い人間関係を作る」「仲良くする」ことは、ある意味、「空気を読む」と同義だろう。そのコミュニティや、そこにいる人たち一人一人の持つ「空気」を読み、感じ取り、そこに溶け込む。……改めて考えてみると、まあめんどい。こんなんじゃ、疲れて引きこもるのも仕方がないと思う。 そんな、「空気」と、「関係性」の話。 「役割」を持って溶け込む 進学やクラス替え、就職といった、新しいコミュニティに入るとき。自分の居場所をうまく確保するための手段として、「役割を持つ」というものがある。 目に見えるものならば、クラスの学級委員とか、係とか。「
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