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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/kataru2000 (7)

  • HMV渋谷店閉店をきっかけに、ラーメンについて考えた - くらやみのスキャナー

    誰のブログだか分からなくなってしまったが、アルファブロガー系の人が「いずれラーメンは、行列ができるラーメン店とコンビニで買えるカップ麺に二極化してしまい、その中間は無くなってしまうのでは」という意味合いの文章を書いていた。僕も「う〜んそうなるかも」と思った。僕が良く通る世田谷通り沿いにはラーメン屋がたくさんあるのだが、有名店には常時行列ができ、それ以外のお店では閑古鳥が鳴いている。そのコントラストは鮮やかだ。 (※現在は日高屋などの激安ラーメン店が増えていてこの傾向に拍車をかけているが、それ以前からこういう状況になっていた) 僕が想像するに、かつて30年くらい前までは、有名じゃないラーメン店にも、ある程度のお客さんは入っていたはず。1)腹減った 2)オレはラーメンが好物だor今日はラーメンいたい気分だ 3)一番近いラーメン屋にGO! というコンボが成立していたはず。 今は1)腹減った 

  • これって単にレトロな共産主義幻想なのか - くらやみのスキャナー

    <最低限の生活>首都圏20代男性なら時給1345円必要おれ、もー、月20万円ずつ全国民に配ればいいと思うんですよ。 まー全国民は言いすぎか。たとえば18才以上、親元から離れている、年収一千万未満、とか条件つけてもいいけど。あとお金で配るんじゃなくて、商品券みたいなもので配る。有効期限一年、人のみ使用可、ローン払ったり株買ったりするのには使えない、航空券やパッケージツアーには使えるけど外貨両替はできない、という属性にして。 そのかわり、企業なんかには雇用の条件を企業の好きなようにさせる。正社員だろうがリストラしたいんならリストラを自由にさせる。給料減らすのも自由。だって、みんな基働かなくたってえるようになるんだから。 こうすると確実に内需はすんごく高まるし、たぶん少子化もとまるし、もちろん生活の不安も自殺も減って、流動性も高まって良い企業に良い人材が集まって、かなり日は良くなるんじゃ

  • 自己啓発モンダイを考える。 - くらやみのスキャナー

    沢尻エリカモンダイ同様やや昔の話題となってしまうが、栗原裕一郎さんによる岡田斗司夫『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)の書評、及びそれに対するぶくまでの反応が非常に興味深かった。どこがどう興味深かったのかざっくり言うと、「自己啓発」「ライフハック」「GTD」というものに対する世間の評価・反応は賛否真っ二つだなあと。ほいで「自己啓発」というものの位置づけを自分なりに考えてみたのが下の図だがどんなものだろうか。その昔、60年代くらいだと、↓の赤く囲んだエリアに活力があったように思う。哲学・心理学と学生運動や市民運動。哲学も心理学もほとんどの人にとっては難解過ぎたはずだし、デモや投石を行って世界を変えられると思うのは、(当時としても)単純過ぎやしないかという懸念はあったはずだ。ただ、自分というものは複雑で把握し辛く、しかし世界はシンプルな方法で変えられるという認識は、概ね共有されていたのでは

  • あの頃スタジオ200と - くらやみのスキャナー

    ■[80年代][etc]あの頃スタジオ200と 前回のピテカンのエントリに、なんと当事者であったサエキさんからコメントをもらったことに勢いづいて、80年代ネタをしばらく書いてみようかと思う。でも思い出すとこのへんが人生で二番目くらいにこっ恥ずかしいのだ(一番目は今)。 追記:YOUTUBEはみだしてますがご容赦を。 日の一曲目は、懐かしのデュラン・デュラン「グラビアの美少女」のPVをお送りします! 微エロ注意! このビデオさぁ、監督はゴドリー&クレームなんだよねえ、元10ccの。彼らはフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドのPVなんかも作っていましたね。 微グロ注意! ●デモテープ大作戦 80年代と言えばやはりMTVであり、プロモーションビデオ(以下PV)の時代である。85年頃のワタクシは、専門学校を出たものの就職のあてもなく、なんとなくPVを作る人(!)になりたくて、友達と自主制作PVも

    TZK
    TZK 2007/01/15
  • インクスティック風雲録 - くらやみのスキャナー

    引き続き80年代思い出話を続けるだす。●デモテープ大作戦再びメトロファルスのプロモーションビデオの制作環境の苛酷さを知り意気消沈した僕と友人は、しかしPVもどきを作ることをやめなかった。他にすることを思いつかなかったからだ。制作過程をシンプルに見直し*1ラジカルTVの影響で(笑)フェアライトCVIという豪州製ビデオエフェクターもレンタルして使ってみた。そのようにして作ったPVもどきを、今度はCSV渋谷に持ち込んでみたのだった。●ダイエーだってカルチャー発信なのだCSV渋谷('85〜'88)というお店は、西武のWAVEなどに対抗して、ダイエーが渋谷公園通りにオープンしたレコード屋+映像&録音スタジオであった。ここは売られていたレコードが極めてマニアックな品揃えであったことと、スタディスト岸野雄一さんや平成のアラーキー常盤響さんなど京浜兄弟社のメンバーがバイトをしていたことで、サブカル界の一部

  • ピテカンの敷居は高かったのか? - くらやみのスキャナー

    東京大学「80年代地下文化論」講義作者: 宮沢章夫出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2006/07/18メディア: 単行僕は基的に宮沢章夫さんリスペクトなんだけど、はっきり言ってこの『東京大学「80年代地下文化論」講義』はひどいと思った。データが少なすぎる、誤解が多い、論旨がよくわからない。普段はそういったことをいちがいに悪いとも思わないのだけど、こののテーマが「おたく史観では無いオルタネイティブな80年代論」という、僕にとって非常に魅力的と思えるものであっただけに、この中途半端さは残念すぎる。なによりこののキーワードともいえる日初のクラブ、ピテカントロプス・エレクトス('82〜'84、以下ピテカン)のデータがもっともっと欲しかった。それに宮沢さんはクリエーターとしては、あまりにおたく文化に無知すぎるのが明らかになってしまった。ちなみに僕だっておたく文化のことはよくわからない

    TZK
    TZK 2006/11/12
  • ハルヒ=ほうれん荘仮説 - くらやみのスキャナー

    常に流行に後ノリするみっともない中年のオレが来ましたよ。YouTubeでアニメ見たりブックオフで文庫買ったりして(ろくでもないなあ)なんとか追いついたので何か書いてみる。ワタクシが『涼宮ハルヒの憂』を見て読んで一番目に思ったことが、なんか『マカロニほうれん荘』*1みたいな話だなあ、ということだった。『マカロニ〜』を知らない若者のために数コマスキャンしてみた↓こういうマンガである。ここで両作品の主なキャラの設定の異同をちょっと検証してみたい↑これはねえ、男女が反転してるだけで、実にきれいに対応していると思う。このひざかたさんというキャラはハチクロの森田さんなんかの元祖とも言えそうで*2、鴨川つばめさんの先見性を讃えるべきであろう。↑まあ、きんどーさんは、こまわり君の伝統を受け継ぐ異形のルックスで、つまりは、やや古典的なキャラなので、あんまり対応しないのも致し方ないのである。ただ二人の口調は

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