札幌在の起業家で医学博士でもある@asada0 さんが作成した「色のめがね」アプリがリリースされました。色覚補正のiPhoneアプリで画期的なものです。慶應義塾大学環境情報学部 増井俊之教授 @masui 先生がそのアプリを使用したときのお二方のやりとりをトゥギャリました。 アプリのリリース先や、マニュアルなどはリストに含めたつもりです。姉妹アプリに「色のシミュレータ」もあります。こちらもチェック!
iPhone アプリ「色のめがね」の伊賀流設定 実は、このアプリは非常に細かい設定ができて、ヘルプにも丁寧な説明が書いてあるのだが、どうすれば自分にとって便利な設定になるのか分からない人も居るだろうと思う。なので、伊賀流設定を公開。 私はP型色覚(眼科世界では色覚異常者・1型2色覚とも言う)なのであるが、見分けにくい色の代表的なものは、 左が赤系 ■と■(橙と黄緑) ■と■(ピンクと水色) ■と■(赤と緑) ■と■(青紫と紺) ■と■(紅と灰色) ■と■(赤紫と灰) ■と■(青緑と灰色) この左右はほとんど同じに見えている。 それを下記の設定にすると見分けが付くようになる。 動画にするともっと良いのだが。 伊賀流設定。0.31が0.33でも0.29でも良い。 細かい数値はぴったしで無くても大丈夫。 素通しの画面 伊賀流設定にするとこんな感じ。 明るくなるあるいは明るいエッジがついている→赤
下のビデオは一歳度児がiPhoneのフォト・アルバムの機能を使っている姿を撮影したものだが、これを見ると「直感的なUI」とは、まさに人間が赤ん坊のうちにマスターする"hand eye cordination(目からフィードバックを受けながら手先を動かして物をコントロールする能力)"に合致したものなのだということが良く分かる。 【追記】参考までに、私が特に好きなUI関連の書物二冊へのリンクを張っておく。特に「誰のためのデザイン」はUIが単なるソフトウェアやウェブ・サイトのUIデザインの問題ではないことに目を開かせてくれる良書だ。 ・誰のためのデザイン?—認知科学者のデザイン原論 ・Envision Information
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く