名取川の渓流を観賞できる仙台市秋保大滝植物園(太白区)で、「すだれ滝」の流れ口にとどまる「落ちそうで落ちない岩」が話題になっている。同じ場所にあったもう一つの岩は、一昨年の鉄砲水で流失してしまった。植物園は「派手に宣伝して残る1個も落ちてしまったら、お恥ずかしい」と控えめにPRしている。 植物園によると、落ちない岩は目測で直径約150センチ。上流から流れてきて、川底の小さなくぼみに引っかかったらしい。 ごう音とともに一気になだれ落ちる秋保大滝とは対照的に、すだれ滝は、水が無数の白い糸を引いて滑り落ちる繊細さが特徴。優しい水流のおかげで、大岩も踏みとどまっているようだ。 植物園の職員が、落ちない岩の存在に気付いたのは4年ほど前。撮りためていた滝の記録写真で、以前からあったことを確認した。 調べてみると、1980年の開園時に作成した園内ガイドにも写っており、優に30年以上前から滝の流れ
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