個々のハックも参考になるけど、それ以上にアナログ、デジタルの融合に関する考え方がいい 蛍光ペン 中身の濃い本。よい意味で、中上級者向けです。 ちょっと残念… 先週に引き続いて、文具王・高畑正幸さんの『究極の文房具ハック』(河出書房新社)からの紹介です。 どうしても「文房具」と言えばアナログなイメージに包まれています。これは今となっては古い感覚と言わざるを得ず、パソコンもiPhoneも、もはや「文房具」というカテゴリに入れてしまいたくなるツールです。 となると高畑さんのような、ホッチキスの針外しや二穴パンチャーを人並み外れて使いこなせる人の、デジタルツールの使いこなし術は、気になるところです。特に、アナログとデジタルの間をつなぐ、ScanSnapのような存在をどうしているのかは、ぜひ参考にしたいところ。 雑誌はその場で破る 本書の構成はなかなか面白くて、たとえばScanSnapというツールが