サッカーダイジェストの創刊1000号記念号で、元日本代表の中田英寿氏と評論家のセルジオ越後氏が対談し、今の日本サッカー界について語っている。 「今、日本サッカー全体で新しいアイデアと刺激がないと思う」(中田英寿) 「2002年までサッカー界にはみんながスクラムを組んで、結束と目標に向かうすごいエネルギーが感じられたんだけど、02年が終わった瞬間に、地元国体のような文化で、ほっとしちゃったのね。新しいものを作るとか、新しいエネルギーとか、なんかバラバラになっていったように感じる」(セルジオ越後) 「サッカーに対しての魅力が落ちたとか、そういうことよりも、イベント性のあるものやそこに対するアイデアが減ってきた」(中田英寿) 「おかげさまで先日の試合のチケットはすぐ売り切れてしまったし、実際にたくさんの人が観に来て、スタンドを満員にしてくれました。まだまだサッカーを観たい人、好きな人というのはた