カリフォルニア州サンタクララで開催されるX.Org Developer's Conference(XDevConf)に何とか間に合うよう、NovellはX.orgプロジェクトのためにXglフレームワークの改良と共にCompizコンポジット・マネージャをリリースしようとしている。 XglはOpenGL APIベースのXサーバー・アーキテクチャと位置づけられ、ハードウェアによるエフェクト・レンダリングを実現する。Compizコンポジット・マネージャは、簡単に言えば、Xglで実現される新たなエフェクトを追加するプラグインのためのウィンドウ・マネージャだ。 Nat Friedmanによれば、NovellのXglアーキテクチャは描画モデルをラスタモデルからベクタモデルへ移行するもの、今後10年から15年は実用に耐える「最新の」グラフィックス・モデルを提供するものだという。「当面これで大きな懸案事項