それにしても16ページに情報がビッシリ。落語家さんの名前、演目、会場やチケットに関する情報。どれも間違えられないものばかり。この内容を毎月制作して発行するのは、大変なことだと容易に想像がつきます。おまけに、フリーペーパー。無料です。 日高さんに、よせぴっのことをうかがいました。 「通っている中学の近所に六代目(笑福亭松鶴師匠)の自宅がありまして、噺家さんがうろうろしているのを見てたんです。自分では忘れてますが、親戚の人には、小学校の時から落語好きだったと言われています(笑)」 落語に馴染みのある環境で育った日高さんが本格的に落語に目覚めたのは、大学1年生の時、友人とある地域寄席に行ったのがきっかけ。 「その時に見た落語が、本当に面白いと思いましたね。当時、『エルマガジン』の編集部にアルバイトで入っていたんですが、落語会によく行くということで、落語担当にさせられまして。そのうち記事も書くよう