メキシコの古代都市遺跡テオティワカン(2016年3月19日撮影)。(c)AFP/Bernardo Montoya 【8月18日 AFP】世界遺産(World Heritage)にも登録されているメキシコの古代都市遺跡テオティワカン(Teotihuacan)の先住民たちがウサギを飼育して食用とし骨を道具として用いていたとする研究論文が17日、発表された。 米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)に掲載された論文は、1~7世紀の土着文化における小型哺乳類の飼育を示した初の事例の一つだという。 米カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California, San Diego)研究員で論文の主執筆者のアンドリュー・サマービル(Andrew Somerville)氏の説明によると、古代メキシコにはヤギやウシ、ウマなど家畜用の大型哺乳類が生息していなかった。このため旧
