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メビオール株式会社(中原)が開発した、特殊なフイルムの上で植物を栽培する農業技術「アイメック」(フイルム農法)が、世界各国で注目を集めている。農業には水分と育成環境に適した土壌が必須だが、アイメックは砂漠でも栽培が可能だ。企業のグローバル化が進む現代で、世界へ発信する地元ベンチャーの技術を追った。 アイメックは、養液を吸収するハイドロゲルという素材で出来た薄いフイルム「ハイドロメンブラン」を利用した栽培手法。フイルムには無数の小さな穴が開き、穴は水と養分のみを通す。植物は非常に小さな毛細根を発達させながらフイルムに活着し、小さな穴から溶液を吸収、生長していく。農薬を使わないため、ウイルスや菌などの汚染を防げる利点もある。 世界初の特殊フイルム 水不足でも栽培が可能 同社では、フイルムで栽培するための養液点滴チューブや止水シートなどをパッケージにしたアイメックシステムも開発。「水や肥料、培
ヒトの腸の中では、数多くの細菌が、「腸内フローラ」と呼ばれる生態系を作っていますが、この細菌の一種が、腸の炎症反応を抑える仕組みを慶応大学の研究グループが突き止めました。 国内に16万人の患者がいる潰瘍性大腸炎やクローン病などの新たな治療法の開発につながると期待されます。 研究グループでは、ヒトの腸の中に生息する細菌、「クロストリジウム属細菌」に注目し、マウスで実験を行いました。 その結果、この細菌が、腸の特定の細胞を刺激することで「Tレグ」と呼ばれる免疫反応を制御する細胞が増え、炎症反応が抑えられることが分かったということです。 腸内には、100兆個以上の細菌が生息し、「腸内フローラ」と呼ばれる生態系を形成して互いに免疫のバランスを調整しているとみられていますが、研究グループでは、具体的な仕組みが分かったことで患者数が16万人を超えた潰瘍性大腸炎やクローン病などの新たな治療法の開発につな
【7月9日 AFP】オメガ3脂肪酸を含む「魚油」を、遺伝子組み換え油料種子作物を用いて畑で栽培可能にする新技術を開発したとの研究報告が、初年度の試験栽培結果とともに英国チームから発表された。 この技術は、さらに研究を進めることで、従来より持続可能性の高い魚油の供給源となる可能性がある。養殖場では、魚を育てるのに魚油が欠かせないものとなっている。 魚油は、英ロンドン(London)北のロザムステッド研究所(Rothamsted Research Institute)で栽培されたアブラナ科アマナズナ属の脂肪種子植物の種子から得られたものだ。 養殖魚は、魚油をそのまま、または魚粉に含まれる形で大量に摂取する。これはかねてより、環境への影響に関する懸念を招いてきた。 研究の対象となったの脂肪種子植物は、海洋生物にみられるDNA配列に基づく一連の合成遺伝子を導入することで、特殊な遺伝子組み換えを施し
キュウリ(胡瓜、学名: Cucumis sativus)は、ウリ科キュウリ属のつる性一年草、およびその果実である。野菜の一種として食用にされる[3]。 かつては、熟した実も食用とされたが、甘みが薄いためにあまり好まれず、現在では未熟な実を食用とするようになった。インド北部、ヒマラヤ山麓原産。日本では平安時代から栽培され、大正以降によく利用されるようになった[4]。 和名キュウリの呼称は、実が熟すと黄色くなり、古く日本では黄色くなったものを食用にしていたといわれ、黄色いウリを意味する「黄瓜」(きうり)が語源とする説が有力とされる[4][5][6]。現代中国における名称は黄瓜(おうか、ホワンクワ)または胡瓜(こか、ホゥクワ)という[5]。漢字表記で使われる胡瓜の「胡」という字は中国から見た西方諸民族を意味している。その他の外国語表記として、英語名は common cucumber 、フランス語
ジャガイモ、トウモロコシ、サツマイモ、ラッカセイなどと並ぶ新大陸原産の有用作物で、南米大陸西部のアンデス山脈周辺を原産とする。栽培化されたのはこのうち、アンデス山脈北部から中米地域にかけて分布していた北方系の野生種だとされる。現在もこの地域に原種の特徴を残した種が多数見られ、栽培種とは変種の関係とされている[7]。原産地はほぼ赤道直下に当たる地域であり、晴天時には強い直射日光を特徴とする。一方で寒流であるペルー海流の影響を受け、緯度のわりに気温はそれほど高くならず降水量も少ない。山岳地帯の種であるために、垂直分布の差も非常に大きい[8]。 低緯度地域原産であり、強光を好む植物である。 昼夜で幾らかの温度差がある環境を好むとされ、昼間の光合成をよく行う時間は25℃前後、夜は呼吸と養分転流のバランスを考えるとそれより10℃程度低い温度が良いという報告が多い[9][10]。 更新は主に実生による
青紫蘇(アオジソ)の葉(大葉) 赤紫蘇(アカジソ)の実と花 シソ(紫蘇[3]、学名: Perilla frutescens var. crispa)は、シソ科シソ属の植物で[4]、芳香性の一年生草本である[5]。中国大陸原産で、各地で広く栽培されている。 シソには品種が多く、それらの総称を「広義のシソ」、基本品種である P. frutescens var. crispa f. crispa (チリメンジソ)や代表的な品種であるアカジソ P. frutescens var. crispa f. purpurea を「狭義のシソ」という場合がある。本稿において特に明記しない限り「紫蘇」または「シソ」とは、「広義のシソ」の意味である。食用にする葉の色により赤ジソと、その変種の青ジソがあり、大葉は青ジソの別名である。 和風ハーブの代表格で、防腐作用や殺菌作用があることが知られており、食用される葉、
国際農研 Japan International Research Center for Agricultural Sciences 平成27年7月6日 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター ポイント JIRCASがタイ農業局と共同で育成し登録した初めての品種 サトウキビ野生種と従来の製糖用品種を交配した種間雑種の後代 砂糖だけでなくエタノール生産やバガス利用等の多用途利用に適した、株出し栽培における収量の減少が少ないサトウキビ新品種 概要 国際農林水産業研究センター(JIRCAS)がタイ農業局コンケン畑作物研究センターと共同で育成したサトウキビ3品種(TPJ03-452、TPJ04-713、TPJ04-768)1) が、2015年2月25日付けでタイ農業局植物品種保護課に新品種として登録されました。JIRCASとタイ農業局との長い共同研究の歴史で初めて共同で申請し、登録した品種にな
東洋ライス(株)が平成3年に開発したBG無洗米に、「酸化(劣化)の抑制、及び食味維持」の効果があることがこのほど判明、7月2日、東京都中央区の同本社において記者発表した。 これまで普通白米とBG無洗米との「食味差」の調査は度々行ってきたが、従来の調査では、無洗米加工を行った直後のBG無洗米と、普通白米をそれぞれ食味測定していたため、食味差はほとんどなかった。 しかしこの度、全国無洗米協会が、それぞれのコメを加工処理、約1か月後に酸化度と食味を測定したところ、まずBG無洗米の脂肪酸度は、普通白米に対し約半分に留まることが判った。この脂肪酸度は、食品の酸化度を示す指標であり、食味に影響を及ぼしていることが判明した。 さらに同協会では、同じ原料米を加工した(1)金芽米(BG無洗米加工後)、(2)普通白米(BG無洗米加工後)、(3)普通白米(BG無洗米加工前)、(4)他製法の無洗米、の4品について
27年度は主食用米の需給改善が最大の課題になっているが、農水省によると国産小麦と大豆の需要が伸び、27年産では主食用米5万5000t分が麦・大豆に作付け転換される見込みだという。 7月3日に開かれた自民党基本政策検討PTで農水省の松島浩道生産局長が明らかにした。 国産大豆は25年産で前年比4万t減の20万tとなったところ、価格は60kg8000円台が1万4000円台に急騰した。26年産では23万tと生産量を増やしたものの価格は同1万3000円台と上昇傾向が続いている。 国産大豆に対しては「国産大豆はおいしいし品質がよい。輸入大豆の長期的な高騰が見込まれるなか、国産大豆振興をお願いしたい」(大手納豆メーカー)、「国産で価値を付け差別化をはかるため、近年国産大豆使用量は徐々に増えている(大手納豆メーカー)などの声があがっている。 国産小麦も安全・安心を求める消費者ニーズへの対応や地産地消推進の
JA全農と日本曹達(株)は新規水稲用殺菌剤の新製品「ナエファイン」の共同開発を進めており、平成29年第1四半期で登録取得し、同年の販売を目指していることを7月6日、明らかにした。 新製品「ナエファイン」の有効成分は「ピカルブトラゾクス」。イネ苗立枯防除剤としては初の1成分で3病原菌(ピシウム菌、フザリウム菌、リゾープス菌)に効果を発揮する。 有効成分の「ピカルブトラゾクス」は、新規の作用機作により菌糸伸長を強く阻害することで効果を発揮するので、既存の殺菌剤に対して感受性が低下した病原菌にも安定した効果を発揮する。 また、水稲への安全性も高く、根張りがよくなることから健苗育成にも役立つことが期待されている。 開発製剤は、10%フロアブルおよび0.7%粉剤の2種類で、土壌潅注処理、土壌混和処理のいずれにも対応する。 なお、「ナエファイン」の販売は、クミアイ化学工業(株)1社が担当し全国に供給す
農林水産省は、野菜等に含まれるダイオキシン類の25年度実態調査の結果を22年度と同程度の結果であるとし、野菜類から摂取するダイオキシン類の健康リスクも小さいと公表した。 農林水産省は「ダイオキシン対策推進基本指針」及び「食品の安全性に関する有害化学物質のサーベイランス・モニターリング中期計画」に基づき、農畜水産中のダイオキシン類濃度の実態を調査している。 25年度の実態調査では環境影響を受けやすい露地栽培のほうれんそうなどを22年と比較。統計的に有意な差はみられなかった。 野菜からの摂取量を、ダイオキシン類濃度が高い品目を用いて推定した結果、耐用一日摂取量の百分の一未満となり、健康リスクは小さいものと公表した。 農産物の汚染は、大気中の粒子などに結合したダイオキシン類が植物の上から降りかかることが原因とされている。農林水産省では、農産物中のダイオキシン類濃度の経年的変化をみる調査を15年度
農林中央金庫は7月1日から31日まで全国のJA窓口で「農機具等リース応援事業」の第1回募集を実施している。 JAグループは自己改革メニューのひとつとして、全農・農林中金・全共連を中心とする事業連が連携して、担い手の生産拡大・生産コスト削減に寄与する事業を展開することにしている。 今回募集する「農機具等リース事業」(以下、アグリシードリース)は、全農と連携し(1)稲作については農地集積等の規模拡大を通じた生産コストの低減や生産数量目標の遵守、(2)野菜についてはマーケットインに基づく生産・販売事業方式への転換に向けて加工・業務用野菜の生産拡大を要件に農機具等にかかるリース料の一部を助成する。 対象は農業者、集落営農、農業生産法人、JA出資法人等。助成の通知決定は早くても9月末ごろの見込み。助成金はリース事業者に直接振り込まれる。 【稲作生産者】 ○助成要件=▽生産コスト低減に向けた取り組みを
ヤンマー(株)は、安心・快適で誰にでも使いやすいという「EASY」をコンセプトにした乗用田植機YR-Jシリーズを、7月1日より新発売した。 担い手農家・集落営農の増加により、営農規模拡大が進み、農業機械の高性能化が求められる一方で、中小規模農家や兼業農家では、シンプルで使いやすい農業機械が求められている。 こうした市場環境に対応し、ヤンマー(株)は、安心・快適で誰にでも使いやすい「EASY」をコンセプトに開発された乗用田植機YR-Jシリーズ、の販売を開始した。 従来機で好評の、ペダルの踏み具合だけで発進・加減速・停止ができる独自技術「ペダル変速e-move」や、手植えのように美しく、1台で苗の疎植から密植まで対応できる植付け機能「アジャストアーム」、枕地の旋回作業を省力化する「すこやかロータ」、残った肥料の排出が簡単に行える「高速排出ホッパー」といった従来機の優れた基本性能を継承した。 使
【現場で役立つ農薬の基礎知識 2015】果樹カメムシ類のポイント 飛来時期を的確に把握 地域で一斉防除を2015年7月8日一覧へ ◆ヒノキ・スギ毬果多い年は多発傾向 果樹カメムシ類のうち、チャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシの3種による被害が大きい。 チャバネアオカメムシは常緑樹の落ち葉の下、ツヤアオカメムシは常緑樹の樹上、クサギカメムシは樹皮の隙間などにおいて成虫で越冬する。春になって活動を開始した成虫は、果樹を含む多くの植物を吸汁しながら移動する。その後、7月頃からヒノキやスギに移動し、結実した毬果の中の種子などを餌として増殖し、8月中旬以降新成虫が発生する。そのため、ヒノキやスギの毬果量が多い年には、8月中旬以降の果樹カメムシ類の発生量が多くなる。 このうち、近年、発生が増加しているツヤアオカメムシは、カンキツを含む常緑樹上で越冬するため、カンキツでは被害が収穫期ま
糖質制限食(低炭水化物食)について、長期的な効用は認められず、むしろ死亡リスクが有意に増加するというメタ解析の結果を、国立国際医療研究センター糖尿病研究連携部が1月25日付で発表した。 炭水化物の摂取量を極端に減らす「糖質制限食(低炭水化物食)」は、短期的には減量や血糖コントロールの改善につながるとして、減量や生活習慣病の食事療法のひとつとして注目されている。しかし、長期的な効果や安全性についてはあきらかになっていない。 そこで国立国際医療研究センター病院糖尿病研究連携部の能登洋氏らは、昨年9月までに発表された糖質制限食に関する海外の医学論文から、ヒトでの経過を5年以上追跡して死亡率などを調べた9論文をメタ解析*した。対象者は27万2216人(女性66%、追跡期間5〜26年)。総死亡数は1万5981人だった。
5年後の打ち上げを目指して開発が進められている日本の新たな主力ロケット「H3」の性能が明らかになり、今の主力ロケットに比べて、搭載できる重量が1.6倍に引き上げられる一方で、打ち上げのコストは半分に抑えられるということです。 この大型化で、ロケットに搭載できる重量は6.5トンと、これまでの1.6倍に引き上げられ、より多くの荷物を運べるようになります。 一方で、エンジンや補助ロケットなどの構造を簡略化したり、部品の種類をできるだけ少なくしたりして、打ち上げのコストは、およそ50億円と、これまでの半分に抑えられるということです。 JAXAは、5年後の2020年度に1号機の打ち上げを目指す方針で、3年後の2018年度から製造に着手するとしています。 現在の主力ロケット「H2A」は、これまで20回以上連続して打ち上げに成功し、信頼性も高まっていますが、海外のロケットに比べて費用が高いことが課題で、
昨年,大学の教養の授業に「生命科学」という講義があったため,何人かの友人から「生物学の手頃な入門書って何?」という質問を受けました.そして,これが意外と答えに窮する質問で,自分は自信をもって推薦できる初学者向けの生物学の入門書を知らないということに気づきました. そこで最近,私は書店や図書館で30冊以上の生物学入門書を手に取り,あれこれと比較を行ってみました.今回は,その中で私が良いと思ったものを厳選して紹介することにします. 「初学者」といっても,生物に興味をもつ中学生や高校生,教養ではじめて生物に触れる大学生,あるいは社会人になるまで触れてこなかったが今から生物学を始めたい人など,色々なケースがあるはずです.選考にあたってはこの点を考慮し,それぞれが趣きの異なった特徴をもつものを配列するよう工夫をしました. 生命科学概論 生命科学概論―環境・エネルギーから医療まで 作者: 早稲田大学先
帝王切開で生まれた子どもは自閉症と診断される可能性が20%高まる。そんな研究結果が出ている。 従来の見方でもあったのだが、今回の場合、徹底的に分析すると、どうも背景には遺伝の影響が濃厚であるとも見られた。 米国ワシントン大学医学部を中心とした研究グループが、有力精神医学誌であるジャマ(JAMA)サイカイアトリー誌で2015年6月24日に報告した。 周産期因子を検討 自閉症は、虹のスペクトラムのように症状が多様で、専門的には「自閉症スペクトラム障害」と言う。 複数の要因が組み合わさっていると知られている。発達障害の一種だ。 社会的な規範の意識が低下したり、コミュニケーションの困難を起こしたり、同じ行動の繰り返しに陥ったりする。 いくつかの遺伝子が関連していると分かっているほか、生活の中の要因が関係するとも指摘される。その一つとして、帝王切開で生まれたときに増える可能性が指摘されてい
基本的に数学得意なのは女子で、男子が理系の進路や仕事を選ぶのは「数学が得意」という思い込みからであるようだ。 米国のワシントン州立大学の研究グループが、性別と役割についての国際誌であるセックス・ロール誌2015年6月号に報告している。 女子の方が算数は得意なのに 米国では、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の分や、日本で言う理系はそれぞれの分野の頭文字を取って「STEM」と呼ばれているようだ。 職業として見ると、男女差があると分かっている。 女性が小学校の算数のテストで男子より優れていると分かっているが、不思議と男性の方が理系の進路や仕事に進むことが多くなっている。 2つの実験を実行 研究グループは数学の能力についての偏り、経験がどのように数学に関係した進路、職業の選択に影響するかに注目。簡単な実験をし
6月から機能性表示食品が売り出され、テレビでも盛んにCMが流れていますが、「特定保健用食品(トクホ)と機能性表示食品とは、どう違うのか?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 例えば、最近発売されたトクホのノンアルコールビール「サッポロプラス」(サッポロビール)には、「糖の吸収をおだやかにする」と表示され、一方、機能性表示食品のノンアルコールビール「パーフェクトフリー」(麒麟麦酒)には、「脂肪の吸収を抑える/糖の吸収をおだやかにする」と表示されています。同じように見えますが、トクホと機能性表示食品とでは、制度上明らかな違いがあるのです。 トクホとは、健康維持のために特定の機能(働き)を持つ成分を含む食品のことです。トクホは許可制で、許可を受けたい企業が、効果や安全性を示すデータを消費者庁に提出し、それに基づいて審査が行われます。そして安全性と効果が認められれば、トクホとしての
5月20日から22日にかけて、千葉県の幕張メッセで開催された国際ドローン展。国内では初となるドローン展とあって、3日間で約1万人の来場者が訪れた。 50社からなる出展者の中には、セコム、コマツ、中日本ハイウェイ・エンジニアリング(NEXCO中日本)といった大手も顔を連ね、自社のドローン活用を積極的にアピールした。 セコムは「6月の記者発表会で初披露の予定だったが、今回こうした展示会があるということで、初めて発表をさせてもらった」(セコムコーポレート広報部部長の安田稔氏)。セコムでは、大型ショッピングセンターの駐車場や工場での利用を見込んでおり、既に「100件以上の問い合わせがある」(安田氏)。決められたエリア内に不審者が侵入した場合、それをレーザー等で検知し、ドローンに情報を伝達。ドローンが不審者や不審車両を自律飛行で追尾し、人物やナンバープレートを自動で撮影する。その間に警備員がかけつけ
中田 敦 シリコンバレー支局 1998年慶應義塾大学商学部卒業、同年日経BP社に入社。ITproや日経コンピュータを経て、2015年5月からパロアルトに開設したシリコンバレー支局を拠点に、シリコンバレーの最新事情を取材中。 この著者の記事を見る
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