大学入試改革で英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)を測るために民間試験の利用が検討されているが、名古屋大学の野口裕之名誉教授は、異なる試験の結果を比べても合否の判断資料には使えないと指摘する。文部科学省が進める高大接続改革で最も注目されるのは現行の「大学入試センター試験」に代わる「大学入学共通テスト」である。中でも、英語試験の改革は大きな議論を呼んでいる。テスト理論、特に等化の問題を研究して
【シリコンバレー=中西豊紀】シリコンバレーでスタートアップ企業や投資家に取材をしていると「デザイン思考」(Design thinking)という言葉をよく耳にする。何かと尋ねれば「イノベーションを生む発想法」との答えが大半だ。そもそもなぜビジネスの世界で「デザイン」なのか。発祥でもある米スタンフォード大学で体験授業があると聞き、疑問を解消すべく足を運んでみた。9月15日、スタンフォード大構内の
山形大学は11日、皮膚の傷を治癒する効果のある物質を発見したと発表した。半導体である酸化亜鉛粉末を製造する過程で生じるシモンコライトという粉末で、傷口を覆う医療用被覆剤に比べ、癒着も起きず深い傷でも早く正常な皮膚が再生することを動物実験で確認した。今後3~5年かけて医療現場などでの実用化をめざす。シモンコライトに皮膚の傷をなおす効果があることを発見したのは、山本修教授(生体機能修復学・医工学)
スモッグに霞む仏パリのエッフェル塔(2015年2月12日撮影)。(c)AFP/PATRICK KOVARIK 【10月12日 AFP】欧州では、大気環境が「緩やかに」改善しているにもかかわらず、大気汚染が原因で早死にする死者の数が地域全体で毎年50万人以上に上っていることが、欧州連合(EU)の環境専門機関が11日に発表した報告書で明らかになった。 デンマーク・コペンハーゲン(Copenhagen)に本部を置く欧州環境庁(EEA)が発表したデータでは、主に新しい技術の成果によるものと考えられる明るい兆しが一部示されたものの、欧州では依然として、大気汚染が早死にの主要な環境的要因となっている。 EEAが最新の報告書で明らかにしたところによると、化石燃料の燃焼によって発生する大気汚染が欧州の41か国で引き起こした早死にの全死者数は、2013年は55万人、2014年は52万400人だったという。こ
牛やヤギと異なり、豚のミルクはなぜ利用されないのか-。この疑問を解決するため、帯広畜産大大学院修士課程1年の林田空さん(23)は、味や搾乳方法の観点から豚ミルク利用の可能性を研究している。独創的な研究が評価され、9月に富山県で開かれた日本哺乳類学会では学生口頭発表優秀賞を受けた。 林田さんは豚の研究を進める中で、世界を見渡しても豚ミルクを利用する文化がないと知り、興味を持った。まず苦労したのは搾乳方法。豚は子豚が乳頭を刺激しないとミルクが出ない上、1時間に1回の頻度で授乳するが量は少なく、1回当たり10~20秒しか出さない。このことから、研究で豚ミルクを使う場合はホルモン注射を打って採取するのが一般的という。 自然な状態で搾乳するため、林田さんは帯広農業高の生徒と一緒に手法を検討した。その結果、手搾りという原始的な方法を採用。帯広市内の豚舎に朝から夕方まで張り付き、子豚がミルクを吸った後に
TVアニメ ぼのぼの しまっちゃうおじさん Special DVD () 出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2014/10/31メディア: 大型本この商品を含むブログ (3件) を見る どこまでが精神疾患で、どこまでが正常な人間なのかを判断するのは、とても難しい。 たとえば発達障害などもそうで、最重症の発達障害、重症の発達障害、比較的軽度の発達障害、精神科医によっては発達障害と診断する一群、発達障害っぽいが診断するほどではない定型発達の人、までのグラデーションがある。 みようによっては発達障害、みようによっては定型発達、という人に外来で出会った時、片っ端から発達障害と診断するのがベストなのだろうか? これに対する返答は、ドクターによって微妙に違っているように思う。どちらにせよ、障害と診断すべきかどうか迷うような人々が、誰でも診断できるような典型例の外側に、たくさん存在しているのは確かだ。
奈良県上北山村にある大台ヶ原は、吉野熊野国立公園の特別保護区に指定されている。しかし、シカの激増で苔むす原生林が荒らされ草原化が進んでしまった。 そこで環境省は、シカの頭数管理を始めて、防護柵の設置と駆除を推進している。私も、その現場を覗かせていただいたのだが……。 私がこの事業の意義とは別の点で驚いたのは、首くくり罠を使っていたことだ。通常、くくり罠といえば足にかけるものだが、バケツ状の容器によって首にかかるようにしている。しかも、締まりすぎないようにストッパー付きだった。 「足にかかると、暴れて足が折れたり骨まで見えるほど傷を負うんです。それを防ぐために首罠に変えてみたところです。まだ試行錯誤中ですが」と、担当者は説明してくれる。 ちなみに捕獲したシカは、薬で安楽死させる。環境省内の基準には「苦痛を与えない」で処理することと条件が付けられているそうだ。 シカを苦しめないよう工夫された首
ノルウェーを駆け足で訪れた。 そこで感じたことはいろいろあるが、何より街の木質化が進んでいることに驚かされた。いわば「木造都市」の建設が進んでいると感じさせられたのだ。 まずオスロ空港からして、大面積集成材による木造建築であったし、天井やインテリア、さらに内部の店などにもフンダンに木が使われている。木とは単なる建材ではなく、見せるものだ、と到着直後から思わされる。 オスロ空港のカフェ オスロの街を歩いても、いたるところに木が使われていた。 たとえばオスロ港の岸壁には、広大な木のデッキが設えられた場所があった。ここで海水浴もできるようだ。シャワー施設まで作られているし、子供用の木製プールまであった。 海辺に造られた広大な木のデッキ そして街角には、多くの木のベンチが並び、広場には寝ころがられる巨大な木のデッキがそこかしこにある。 港の岸壁には木のベンチが並ぶ街角にある寝っころがれる木のデッキ
群馬大学 大学院理工学府電子情報部門の森前 智行 准教授は、ノイズが非常に多く計算能力が「弱い」量子コンピューターであっても、古典コンピューターの性能を十分に上回ることを理論的に証明しました。これにより、非常に複雑な汎用の量子コンピューターを作らなくても、近い将来に実現できる技術で、量子コンピューターの古典計算機に対する優位性を実演できるようになると期待できます。 本研究成果の一部は独立行政法人 日本学術振興会科学研究費助成事業(若手B)、および文部科学省 科学研究費補助金新学術領域研究「多面的アプローチの統合による計算限界の解明」によって得られました。 本研究成果は10月5日に米国物理学会の学術誌「Physical Review A Rapid Communications」に掲載されました。 本研究成果の一部は、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST) ACT-I「情報と未来」(文
青いキクは、意外なほどシンプルな手法で創出できた。 Credit: Naonobu Noda/NARO 科学者の手にかかれば、赤いバラもいつか真っ青になるかもしれない。青いキクを初めて実現させた遺伝子組換え技術を応用すれば、そんなことも不可能ではないだろう。 生花店の店先には、ピンク、黄、赤など、さまざまな花色のキクが並んでいる。しかし、紫色でも青っぽい色でもない「真の青色」の発現に必要なのは、2種類の遺伝子を導入することだったと、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構・茨城県つくば市)の野田尚信らが、2017年7月26日、Science Advancesで発表した1。この研究は、青いバラの開発で知られるサントリーグローバルイノベーションセンターと共同で行われた。研究チームによると、今回の手法は、カーネーションやユリなど、他の商業的に重要な花卉にも応用できる可能性があるという。 「消費者
温暖な海にいるはずの赤潮を引きおこす植物プランクトンが、北海道周辺の海まで北上し、考えられていたよりも多く生息していることが、山形大と長崎大の研究チームの調査でわかった。温暖化の影響で海水温が上がった影響とみられ、生態系や漁業に影響を与える可能性がある。 研究チームは2016年8~9月にかけて、長崎県から日本海沿岸を経て、北海道の函館湾までを調べた。研究船で水深4メートルの海水を3時間ごとにポンプで採水。計66カ所で、暖かい海にいるプランクトンなどの生き物がどこまで北上しているか調べた。 すると、暖かい海にいるべん毛藻の「ディクチオカ・メサネンシス」など赤潮を引きおこす植物プランクトンが、秋田県以北の海や函館湾で多数見つかった。以前から冷たい海に生息しているプランクトンのように普通に見られたという。 米海洋大気局のデータによる…
大和路フレンズ @KLsimakaze @207ryomaruyama ネクタイしめてる、お偉いさんっぽい人が写真撮ってたら「この量は写真撮りたくなるぐらい面白いやろ?サンディーの中で初めてやねん!」とか言うてたけど、この量は流石に箱単位の物を、0を二つ間違えたなって感じやわw 2017-10-10 23:30:26
エフエム和歌山が「ナナコ」と名付けたAIアナウンサーの運用を始めている。年間で掛かる費用は1000円程度だという。さまざまなAI機能が安価で簡単に買える時代、ビジネスの現場では何が起こるのか。 和歌山県の放送局が、放送業界にちょっとした衝撃を与えている。特定非営利活動法人であるエフエム和歌山が「ナナコ」と名付けたAIアナウンサーの運用を開始したからだ。小規模なコミュニティー放送局では大量のアナウンサーを確保しておく余力はない。だがニュースや天気予報といった番組は、深夜や早朝にも必要とされるものであり、こうした時間帯での運用をどうするのかが課題であった。 音声の読み上げシステムは以前から存在するので、機械が記事を読み上げること自体は、それほど驚くべき出来事ではない。だがエフエム和歌山の事例が画期的なのは、音声読み上げシステムを同局の職員が手作りしてしまったことである。 もちろん職員が音声合成
進化した人工知能が自我を持つ――。人工知能にまつわるよくある議論の1つですが、実際に開発しているエンジニアからすれば、全く現実的な話ではありません。それでも、なぜ人は、人工知能に自我が芽生えると思ってしまうのでしょうか。 人工知能(AI)に関してよくある議論の1つに「人工知能は自我を持つのか」といったテーマがあります。人工知能の性能が上がり続けることで、「いずれは人間のように、心(自我)を持つのではないか?」と思う人は少なくありません。 この話は「自我を持った人工知能が人間に反旗を翻して、戦争を起こすのではないか?」という脅威論のベースにもなっています。こうした心配が広がるのは、「心を持つロボット」というモチーフの物語が世に数多くあるためかとも思うのですが、実際に人工知能を開発しているエンジニアからすると、「そんなバカな……」と失笑するレベルで非現実的な話なのです。 しかし、実際にPepp
真っすぐなのに斜めに見える“不思議な文字列” その仕組みとは?:コンピュータで“錯視”の謎に迫る(1/2 ページ) 東大・新井仁之教授が解説する錯視の世界。第6回では、平行なのに文字が傾いて見える「文字列傾斜錯視」の謎に迫ります。文字列が傾斜する錯視文字列の自動生成ソフトも期間限定で公開!
煽りのタイトルだけど偽らざる本心なので。 何があったかを一言でまとめると、 「無関係な他人の炎上に巻き込まれて誹謗中傷された挙句、元ページを削除しても永遠にGoogleの検索結果から消えない」 ということがありました。 最悪です。 Googleは全く対応してくれる気なさそうなので、万に一つでも増田で話題になってくれれば何か違うかもしれないと思って書いてます。 あと単純にWEBに詳しいはてな村の人たちの知恵を貸してほしい、マジで…。 経緯 1)無関係な他人の炎上に巻き込まれる 同じ職場の似たような名前の別人(仮にはてな太郎とする)が悪事を働く →これってはてな次郎(これも仮名だけど俺の本名と思って読んで)じゃね?という感じで、俺が犯人ということにされる →誹謗中傷され、個人情報をあさられる 2)スレッドが過去ログ倉庫に行くのを待つ(変に燃料追加したくなかったので) 3)無事過去ログ倉庫に送ら
夏の暑い時期に限らず、年中食べられ専門店も増え、今やすっかりラーメンの1ジャンルとして定着した“つけ麺”。太めの麺を甘酸っぱいつけ汁で食べると、見ため山盛りの麺量も不思議なほど胃にスルスルと消えていく魔法の食べ物。こんな料理を一体誰が最初に考え付いたんだろう? そう、今やラーメンフリークならずとも、東池袋 大勝軒の大将、故・山岸一雄氏の名は、書籍のみならず映画化もされ、多くの人に知られるところとなっている。 山岸さんはたくさんの弟子を取り、東池袋 大勝軒の味は全国各地に広まった。そして今世紀に入ったあたりで、豚骨魚介Wスープムーブメントとともに興った一大つけ麺ブームの礎となった。 しかし、詳しい人なら知っていようが、つけ麺が初めて商品としてメニューに載ったのは東池袋 大勝軒ではない。つけ麺が発祥した陰にはもう一つの大勝軒が存在した。今回はもう一つの大勝軒の存在を多くの知ってもらいたいと思い
京都市は2017年10月11日、NEC製メインフレームで稼働している基幹業務システムの刷新プロジェクトについて、バッチ処理プログラムの移行業務を委託していたシステムズ(東京・品川)との業務委託契約を解除したと発表した。作業の遅れで京都市は既に稼働時期を2017年1月から2018年1月に延期していたが、それがさらに遅れて2020年になる見込みである。新システムの稼働時期は、当初予定よりも3年以上の遅れとなりそうだ。 京都市は2014年から81億円を投じて、国民健康保険や介護保険といった福祉系のほか、徴税、住民基本台帳の管理など18業務を担っている基幹系システムの刷新プロジェクトを進めてきた。現行システムは30年前に稼働し、COBOLで構築している。 既に京都市は、福祉系のオンライン処理の刷新を予定通りに終了させている。地場のITベンダーなど5社が落札し、COBOLプログラムをポルトガルのアウ
開花や発芽といった植物の成長に合わせて遺伝子の働きを制御する物質「植物ホルモン」について、複数あるホルモンがどこでどれぐらい分布しているのかを計測、コンピューター上で可視化することに成功したと、福井県立大の塩野克宏准教授らのチームが発表した。 9月の米化学誌に掲載された。品種改良の効率化などに応用が期待されるという。 植物ホルモンは、動物のホルモンと同じように、ごく微量で生理作用を引き起こす物質で、陸上の植物に広く存在している。これまで10種類程度が確認されており、量やホルモン間の相互作用によって、発芽や開花などの働きを調整する。バナナが熟す時期を調節したり、種なしのブドウを作ったりと、農作物の栽培にも応用されている。 塩野准教授はイネの根腐れを防ぐとみられる植物ホルモン「アブシジン酸」の働きを調べようと、島津製作所(京都市)や大阪医科大(大阪府)などと協力。植物のかけらなどの試料にレーザ
イタリアの学校は、秋に始まる。自治体により数日のずれはあるが、多くの学校が九月第二週から始まっている。 今年の秋は、ワクチン問題でかまびすしい。消滅したものもあれば、新たに追加された種類もある。夏前の国会では、義務ワクチンを十二種類に増やそうという提案まで出た。審議の末、今年度のゼロ歳から十六歳を対象とした義務ワクチンは、合計十種類と決定。接種証明を提出しなければ、幼稚園や小中、高等学校には公立私立の差なく入れない。 「ワクチンは、政治家と関係者の癒着の温床だ」 「副作用などの薬害があることも説明しなければ」 「いや、ワクチンのおかげで消滅した病気は多い。効能を評価するべき」 インターネット上や口コミで、ワクチンに関連する賛否両論が錯綜、沸騰。ワクチンが本来持つ、伝染病などを未然に抑えるという公衆衛生の役割についての論議から離れ、接種するしないは個人の自由に任せるべき、と論点が移っての喧々
こんにちは。 但馬牛繁殖農家のお肉屋さん、田中畜産の田中一馬です。 僕が牛飼いを始めて16年。 あっという間というか、まだそんなもんかっていう気持ち。 正直何もピンと来ない。 非農家からの新規就農と言うこともあって、我が家は就農に関する視察が多い。 別に僕が成功しているからとかではない。 ただ人よりも発信しているから。 そこらへんは自覚している。 この1ヶ月で3件の視察とメッセンジャーでの相談が3件。 先日も牛舎の視察に島根県からIさんが来られました。 でもゴメンなさい。 上手くいくノウハウなんて僕は持っていません。
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