茨城県八千代町の住宅で70代の夫婦を殺傷したとして、殺人などの罪に問われたベトナム人の農業実習生に対し、水戸地方裁判所は「反省を示さず知人に責任を押しつけようとしている」などとして懲役27年を言い渡しました。 ベトナム人の農業実習生、グエン・ディン・ハイ被告(23)は、おととし8月、茨城県八千代町の住宅に侵入し、この家に住む大里功さん(当時76)を包丁で刺して殺害し、76歳の妻にも大けがをさせたとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われました。 裁判で被告は「犯人は別にいる」などと無罪を主張したのに対し、検察は懲役30年を求刑していました。 10日の判決で、水戸地方裁判所の中島経太裁判長は、現場で被告の足跡が多数見つかっている一方で、被告が真犯人と主張する人物の痕跡が見つからないことや、供述が一貫せず不自然なことなどから、被告が犯人と認められるとしました。 そのうえで「理不尽に生命を奪われた被
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