私の、日本のスーパーマーケットでの発見は続いている。今回はごぼうの話だ。 日本では野菜・中国では漢方薬 ごぼうは日本ではどのスーパーでも扱っている一般的な野菜の一つだが、実は中国では見たことがない。それで、細長いその野菜にはなじみがない上に泥までついているから、最初は敬遠していた。しかし、日本に滞在する時間が長くなるにつれて、そうざいでは定番のきんぴらごぼうも、私の好きなおかずの一つになった。その独特の香りに惹かれている。 このごろ、もう少しごぼうのことを知ろうと思っていろいろ調べていた。そのなかで、中国のサイトにも当たってみようとしたが、仮名では検索できない。それで「ごぼう」と打って変換したところ「牛蒡」と出た。 見なれない漢字だと思いつつ、中国の検索サイトで「牛蒡」を調べてみた。すると、意外に沢山の関連情報が出てきた。しかも、なんと、ごぼうは実は中国原産だとわかった。 文献としては、『