2007年の10大ニュース第1位は、「YouTube、ニコニコ動画など動画共有サービスが人気。後続も続々登場」となった。ニコニコ動画は、1月15日にニワンゴがベータテストを開始した、今年始まったばかりのサービスだが、7月27日にはIDが200万を超え、急速にユーザーが拡大した。また、YouTubeは6月に10カ国に対応、YouTube日本版も提供開始された。 より高画質の動画を望むユーザーの声を反映して、アッカのzoome(1月開始)、ソニーのeyeVio(4月開始)など大手企業によるH.264フォーマット対応の動画共有サービスも提供開始されている。これら高画質対応サービスは、ハイビジョン対応機器の普及にあわせるように人気が上がってきている。 ユーザーの支持という点では大成功の動画共有サービスだが、Webサービス業界では「儲かるまでにはまだ2~3年かかる」という見方もある。実際、大人気のニ