ちょっとずつマニアックな方向へ向かっているこのコーナー、第3弾です。 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・ 今回のお話をする前にまず書かなければならないことがあります。それは・・・ (A)色校は各社「基準濃度」を設定し、反射濃度計を使って濃度を測定している。 (B)また、校正オペはあらゆる環境・条件のなかで、常にその「基準濃度」の許容範囲内で刷れる技術を持っている。 (C)印刷オペもしかり。ある程度安定した濃度の印刷物を常に刷れる技術を持っている。 この3つができることを大前提として、お話を進めていきたいと思います。 ④CTPでの合わせこみ さて、前回の記事で 「フィルム出力から刷版作成時に焼きこんで、色校と印刷を合わせる」という方法に限界があることはわかっていただけたと思います。 その問題も、今や主流となりつつあるCTPによる刷版出力によってだいぶ解消されるようになってき