HOME ニュース テレワークの進化型「フレックスプレイス」制とは? 世界8か国の実態から考察する近未来の勤務形態 ―野村総合研究所 コロナ禍を機に急増したテレワークという働き方。野村総合研究所(NRI)未来創発センターの上席研究員、森健氏は、コロナ禍で移動が制限されたことで、デジタルサービス活用による「空間の解放」が起きたと指摘している。自宅やオフィスの場所に制限されず、様々な可能性が拡がる仕事のスタイルが一般化し、勤務場所を柔軟に選択できる「フレックスプレイス」制の定着が進むとの未来展望を描く。 先ごろ、NRIは日本など8カ国(米国、英国、ドイツ、イタリア、スウェーデン、中国、韓国)でテレワーク(遠隔勤務)実態調査を実施。業務推進におけるコミュニケーションやメンタル面など課題はあるが、生産性は「変わらない」「上がった」との回答比率が8か国すべてで過半数を超えた。 同調査レポートを執筆し