4年前に亡くなった日本画家の平山郁夫さんの妻が、平山さんの遺産のうち現金およそ2億円を意図的に申告しなかったとして、東京国税局から追徴課税されていたことが関係者への取材で分かりました。 4年前、79歳で亡くなった平山郁夫さんの遺産は、絵画など10億円以上に上るとみられましたが、ほとんどは美術館を運営する鎌倉市の公益財団法人に寄付され、非課税となっていました。 しかし関係者によりますと、去年行われた税務調査で平山さんの妻が、平山さんが亡くなった後に自宅で現金およそ2億円を見つけたのに意図的に申告していなかったことが分かったということです。また、平山さんの作品の著作権についても評価額が過小だったとしておよそ1億円の申告漏れを指摘され、東京国税局から重加算税を含め、およそ1億5000万円を追徴課税されたということです。平山郁夫さんは、仏教やシルクロードをテーマに多くの幻想的な作品を手がけるなど戦
国立国会図書館が、近代デジタルライブラリー等で提供する『大正新脩大蔵経』(全88巻)及び『南伝大蔵経』(全70巻のうち21巻)について、一般社団法人日本出版者協議会及び刊行元の大蔵出版株式会社から、「当該資料は、現在も商業刊行中であり、公開中止を求める」旨の申出を受けました。 当館としましては、当該資料はすでに著作権の保護期間が満了しており、遠隔地でも広く利活用可能とするため、インターネット公開が望ましいとの基本的立場に変わりはございません。しかしながら、直接の利害を有する商業出版者の申出であることに鑑み、当面3か月程度を目途にしかるべき検討を行うこととし、その結論が出るまでの間、当該資料のインターネット提供を一時停止し、館内利用に限定することといたしました。 利用者の皆様には、ご不便をおかけいたしますが、円満な解決に向けて、引き続き努力を重ねてまいりたいと存じますので、ご理解を賜りますよ
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