京都府福知山市夜久野町の住民主導組織「夜久野みらいまちづくり協議会」は、今夏から福知山公立大学と連携した活動を始める。学生がフィールドワークを通じて夜久野の調査・分析を行い、結果をまちづくりに反映させる。 公立大は、基本理念のひとつに「持続可能な地域社会の創出に貢献する大学」を挙げる。この一環として7月1日から、地域経営学科1回生の約半数の22人が定期的に夜久野に入り、現状と課題を探り、活性化策などを提案する計画を立てている。 これを前に、協議会と町連合自治会などが共催する講演会が6月25日に夜久野ふれあいプラザであり、115人が参加。公立大の富野暉一郎副学長から、若者(特に女性)が住みやすい環境をつくる必要性がある−との話を聴いた。 富野副学長は神奈川県逗子市長を務めた経験があり、地方自治が専門で、島根大や龍谷大でも教鞭をとった。 講演のテーマは「地域と大学の連携協力で進める新たな地域づ