3月から始まる「志国高知 幕末維新博」のポスター(左)と、「こうちミュージアムネットワーク」が過去の企画展で使ったポスター 大政奉還や明治維新から150年を迎えるのに合わせ、高知県が3月から開催する「志国高知 幕末維新博」のPRポスターが、過去に高知県が開いた博覧会に関連する企画展で使用したポスターのデザインに酷似しているとの指摘があることが10日、分かった。 ポスターは坂本龍馬像を真ん中に、岩崎弥太郎像や中岡慎太郎像など県内にある偉人の銅像を並べたデザイン。高知市のデザイン会社が1月下旬に完成、計3100枚を刷り、観光名所や関係団体に配布した。 一方、2010~11年に開かれた坂本龍馬が題材の博覧会に関連して、企画展で使ったポスターは、今回県が使用したデザインとそっくりだ。