3月14日、ということは、いまこの原稿を書いている現時点から数えて2日前に相当するのだが、その3月14日に開かれた会見の中で、文部科学大臣の松野博一氏が、不可思議な見解を漏らしている。 松野大臣は、教育勅語について、憲法や教育基本法に反しないような配慮があれば「教材として用いることは問題としない」と表明したのだ(こちら)。 なんとまあ不用意な発言ではあるまいか。 念のために解説すればだが、教育勅語は、既に効力を失った教材だ。 というよりも、教育勅語は、単に効力を失ったのではなくて、より積極的に、教育現場から「排除」され、「追放」された過去の亡霊だ。歴史上の悪夢と申し上げて良い。 事実、この勅語に関しては、「憲法の理念に反する」として1948年に衆議院で「排除決議」が採択され、あわせて参議院でも「失効決議」が採択されている。 してみると、このたびの松野大臣の発言は、一旦国会の場で、「憲法の理
斉明天皇が被葬者であることが確定的な7世紀後半の「牽牛子塚(けんごしづか)古墳」(奈良県明日香村、国史跡)で、古墳の周囲が約50メートルにわたって土で強固に固められていたことが村教委の発掘調査で分かった。同古墳は尾根上に石を敷き詰めるなどして造られている。墓を造る際、石の荷重に耐えて斜面の崩落も防ぐように大規模工事を施したとみられる。村教委は18日の報告会で成果を発表した。 同古墳では2010年、墳丘の裾を長さ最大約60センチ、厚さ約30センチの切り石で覆った八角墳と確認され、数々の土木工事で知られる斉明天皇の墓とほぼ特定された。
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ところで、先日、国立公文書館から、 最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムの調査検討報告書(平成29年1月)(PDF) というものが公開されたようで、「調査・報告書等」のページから閲覧できるようになっています。前の記事にてご紹介したブログを公開しているインフォコム株式会社さんの名前が最初のページに書いてあるので、インフォコムさんが作成されたのでしょうか?この調査報告の発注した文書などを確認すればわかるのだと思いますが、それは、どなたか、識者の方にご教示いただけますとたいへんありがたく存じます。 内容的には頑張って色々まとめておられて、「最新のIT技術(情報技術技術?)を活用した」というにはそんなに最新な感じはしませんが、現状を把握するにはよい文書なのではないかと思います。細部には色々気になる点もありますが、そういうところには突っ込みを入れつつ、これを使って読書会などをしてみる
「ふくちのち」フィールドワーク第3弾は、民俗学者の菊地暁先生とともに、福智町で暮らす人たちのオーラルヒストリー(=地域の歴史を知るため、まちの人に聞き取りを行い、記録すること)を実施しました。オーラルヒストリーによる個人史から、福智町の歴史とともに歩んできた人の暮らしを見ていきます。歩くだけでは見えてこない、どんな「ふくちのち」を聞くことができるでしょう。その1では、金田本町で「松山内装」を営まれている松山範昭さんにお話をお聞きしました。 松山内装の松山範昭さん 松山の武士から筑豊の農家へ。畳屋を始めた祖父と刀鍛冶の大叔父、炭坑勤めから畳屋を継いだ父 松山内装さんは、もともと畳屋だったそうですね。 松山:ええ。ウチのお店は明治38年、祖父が始めたものです。ウチの家系はもともと松山の武士だったらしいのですが、秀吉に従ってこちらに来て、(旧金田町の)神崎で代々農家をしておりました。その農家生ま
かくれキリシタン関連の資料を数多く収蔵する熊本県天草市有明町の民間キリシタン資料館「サンタマリア館」(浜崎献作館長)が、建物や収蔵品の売却先を探している。 昨年4月の熊本地震による風評被害などで、入場者が減少したことが理由で、資料館の閉館も検討している。浜崎館長(72)と父親の栄三さん(2009年に90歳で死去)が、親子2代で収集した約400点を展示。マリア観音や十字架を背負った加藤清正像、大江天主堂(天草市天草町大江)を建設したフランス人のガルニエ神父の遺品などが並ぶ。 郷土史を研究していた栄三さんは、キリシタン関連遺産の流出を防ぐために収集を始め、1987年に自宅に隣接した展示施設をオープンした。 「父親を見て、キリシタンの辛苦の歴史に魅せられた」と歯科医師の浜崎館長が引き継ぎ、旧館の老朽化に伴い、現在の教会風の建物を約8000万円で2012年に建設した。 資料館は国道沿いで年間入場者
【エキスパートEye】 会員制交流サイト(SNS)の浸透によって悪化したネット上での誹謗中傷。その誹謗中傷に関する調査結果で興味深いものがあります。それは「なぜ誹謗中傷となる投稿をしたのか」という動機について。 2016年の国際大学GLOCOMの調査、及び2022年の弁護士ドットコムの調査のどちらにおいても、50%以上を占めた誹謗中傷の理由の一位が「正義感から」でした。つまり「歪んた正義感」がネットでの誹謗中傷を生んでいるわけです。 日本においてはそのネットでの誹謗中傷対策として、昨年7月より「侮辱罪」が厳罰化されましたし、各SNS運営側も運営体制を強化するなど対策をしているものの、それ以降においても誹謗中傷が収まっていない原因も、肝心な「誹謗中傷をしている人たち」が自身の投稿は正しい、誹謗中傷ではないと捉えているからです。 「悪いことをした人や会社に対しては何をしてもいい(=誹謗中傷にあ
安倍晋三首相の妻の昭恵氏が、学校法人「森友学園」(大阪市)の籠池泰典氏の妻と最近までメールでやりとりしていたことが明らかになった。安倍首相も17日の衆院外務委員会で認めた。首相自身は籠池氏側と距離を置く発言を繰り返していたが、委員会では昭恵氏が前日の16日にもメールを送っていたとの指摘もあった。 これまでの国会答弁によると、昭恵氏は森友学園が新設予定だった小学校の名誉校長に就いていたが、2月24日までに辞任を申し出た。関係者によると、昭恵氏から籠池氏の妻の携帯電話にメールが送られたのは、その後の2月28日と3月8日。 2月28日のメールは、昭恵氏が2015年9月に森友学園の幼稚園で講演した際の講演料を受け取ったかどうか、「本当に記憶から飛んでしまって」と尋ねる内容だった。このメールの前日、衆院予算委で昭恵氏の講演料について質問を受けた安倍首相は「全く受け取っていないと聞いている」と答弁して
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