今年も青空文庫の誕生日である7月7日がやってきました。 今日までその活動を27年間地道に続けて来られたのは、実作業で支えてくださった多くのボランティアのみなさんと、収録された作品をさまざまに楽しみ、その可能性を広げてきてくださったユーザのみなさんのおかげです。 あらためて御礼申し上げます。ありがとうございます。 さて、2023年1月1日から継続して進めて参りました「式年遷宮」ですが、ようやく新規データベースサーバの引っ越しの目処がつきました。 元旦でお知らせしていた本日7月7日からの本運用には間に合いませんでしたが、この8月から実データを構築中の新データベースに移し、そして運用を試験して大きな問題がなければ、この秋には引っ越しを完遂したいと考えています。 (もちろん試用しながら都度バグフィックスを行う必要が生じますので、夏のあいだにタイミングを慎重に見極めなければなりません) ともあれ、お
ある、私設テキスト・アーカイブの試み ――青空文庫 1997〜2012 富田倫生 (2012年11月20日 図書館総合展2012「国立国会図書館」展示ブース) 1991 電子書籍元年 青空文庫は、紙の本の電子的保存から発想したものではない。「電子本を作る」、つまりコンピューター上でどうテキストをやり取りするかから考え始め、それを何に生かすかという流れから、アイディアが生まれていく。 米ボイジャー、Expanded Bookを開発 テキストをしかるべきソフトで加工すると、画面上に本を再現できる。失われた簡易製版、印刷ツール、ガリ版の世界が、デジタルで復活する。 印刷所、出版社、取り次ぎ、書店網という大きな機構を動かさずとも、自分の出版物を出せる。 作成、複製、保存、配布が、コンピューターとネットワークの力を借りて 容易に行える。 検索といったコンピューターならではのメリットも生かせる。フォン
梅林秀行. 『京都の凸凹を歩く』1・2. 青幻舎, 2016-2017.、をもとに、資料・情報とユーザのあり方について考える機会が、どうやらegamidayさんにはあったらしく、そのことについてたぁーっと書いたのの下書きめいたもの。 なお、著者の梅林さんも登壇予定の9/9-10の「アーカイブサミット 2017 in 京都」(http://archivesj.net/summit2017top/)は、近日参加受付開始と思われます。 京都の凸凹を歩く -高低差に隠された古都の秘密 - 京都の凸凹を歩く2 名所と聖地に秘められた高低差の謎 - ----------------------------------------------------- 『京都の凸凹を歩く』は、土地の“高低差”や“凹凸”を主役に据えた、他に類を見ない京都ガイドブックである。著者である京都高低差崖会崖長(http://
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く