新年あけましておめでとうございます。 「ハッピー・パブリック・ドメイン・デイ!」と言いづらくなって早5年、巷では青空文庫の活動が終了したかのように誤解している方もいらっしゃるようですが、もちろんみなさまのおかげで元気に続いております。 この1年は、20年にわたる保護延長期間を乗り越えようと、これからの継続的運営を視野に入れた上で、デジタルアーカイヴとしての安定化を目指し、新規データベースサーバの開発・導入のため、昨年の元旦より「充電期間」に入っておりました。 一時お休みしている業務もさまざまあり恐縮ですが、ボランティアおよびユーザーのみなさま、ご理解とご協力ありがとうございました。 ようやく新データベース構築の目途がついたこともあり、まだもう少し時間がかかりますが、本日から看板は「充電中」から「新館準備中」と掛け替えたいと思います(詳しくは、のちほどご説明差し上げます)。 充電中の1年間は
ある、私設テキスト・アーカイブの試み ――青空文庫 1997〜2012 富田倫生 (2012年11月20日 図書館総合展2012「国立国会図書館」展示ブース) 1991 電子書籍元年 青空文庫は、紙の本の電子的保存から発想したものではない。「電子本を作る」、つまりコンピューター上でどうテキストをやり取りするかから考え始め、それを何に生かすかという流れから、アイディアが生まれていく。 米ボイジャー、Expanded Bookを開発 テキストをしかるべきソフトで加工すると、画面上に本を再現できる。失われた簡易製版、印刷ツール、ガリ版の世界が、デジタルで復活する。 印刷所、出版社、取り次ぎ、書店網という大きな機構を動かさずとも、自分の出版物を出せる。 作成、複製、保存、配布が、コンピューターとネットワークの力を借りて 容易に行える。 検索といったコンピューターならではのメリットも生かせる。フォン
梅林秀行. 『京都の凸凹を歩く』1・2. 青幻舎, 2016-2017.、をもとに、資料・情報とユーザのあり方について考える機会が、どうやらegamidayさんにはあったらしく、そのことについてたぁーっと書いたのの下書きめいたもの。 なお、著者の梅林さんも登壇予定の9/9-10の「アーカイブサミット 2017 in 京都」(http://archivesj.net/summit2017top/)は、近日参加受付開始と思われます。 京都の凸凹を歩く -高低差に隠された古都の秘密 - 京都の凸凹を歩く2 名所と聖地に秘められた高低差の謎 - ----------------------------------------------------- 『京都の凸凹を歩く』は、土地の“高低差”や“凹凸”を主役に据えた、他に類を見ない京都ガイドブックである。著者である京都高低差崖会崖長(http://
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