明治初期の西南戦争から太平洋戦争までの戦死者が眠り、全国最大規模とされる「真田山陸軍墓地」(大阪市)の墓碑が、9月初めに直撃した台風21号の強風で倒れたまま放置されている。背景には、土地を所有する国と管理する市の役割分担のあいまいさがある。 天王寺区の住宅地の一角にある真田山陸軍墓地。今月4日の台風21号の通過で墓碑がなぎ倒されて散乱したり、折れた木の枝が墓碑に覆いかぶさったりした。3週間近く過ぎても補修されないままだ。戦死した親族が眠るという大阪市内の女性(70)は「お墓らしい姿を取り戻すため、行政に助けてほしい」と話す。 墓地の清掃などに協力している「真田山陸軍墓地維持会」(吉川秀隆理事長)や大阪市などによると、墓地は1871年、国内初の陸軍の埋葬地として設置。墓碑数は約5100で、現存する陸軍墓地では全国最大規模とみられる。約8200の遺骨が眠る納骨堂もある。 維持会によると、国が所
台風21号による暴風警報の中で行われた昨年の鞍馬の火祭(2017年10月22日、京都市左京区・鞍馬寺山門前) 京都市左京区の由岐神社は25日、毎年10月22日に開催している京都三大奇祭の一つ「鞍馬の火祭」について、台風21号の被害が残っているため、中止すると発表した。中止は、1988年に昭和天皇の病気で自粛して以来、30年ぶり。 今月22日に関係者が協議して中止を決めた。神社によると、倒木で氏子の家に被害がある▽境内でも倒木が多く、片付けが追いつかない▽叡山電鉄の貴船口-鞍馬間が10月末まで復旧が見通せず、参拝客の輸送が見込めない-などの事情を考慮したとしている。 【 2018年09月25日 10時08分 】
北区の楽只小学校では、長期にわたる児童数減少を受け、平成21年度に同校PTAにおいて、子どもたちのより良い教育環境の在り方に関する協議を開始し、隣接する紫野小学校との学校統合について、同校PTA及び両学区で協議が進められました。その結果、平成29年10月31日に両校の学校統合を求める要望書が地元から教育委員会に提出されました。 教育委員会では、要望書の提出を受け、両学区の社会福祉協議会の代表、両校のPTA代表等で構成される「紫野小・楽只小統合推進委員会」との連携のもとで、統合に向けた取組を進めてきました。 平成30年5月31日には、京都市会において、楽只小学校を紫野小学校へ校名変更することなく統合する京都市立小学校条例の一部を改正する条例が制定され、平成31年4月、北区で初めての統合校となる紫野小学校が新たな歴史をスタートさせました。 平成28年8月 楽只小学校PTAが臨時総会において、
京都市内で、自転車用レーンの整備が進んでいる。地球環境に優しい交通手段として自転車の利用を促し、マナー向上も目指す狙いだ。しかし、レーン上では自転車の逆走や路上駐車などが目立ち、ルールの浸透は不十分。多様な交通手段が共存する街づくりは道半ばだ。 上京区の府庁前。自動車や歩行者、自転車が行き交う市道の路肩には、進行方向を示す「矢羽根」と、自転車のピクトグラムが描かれている。自転車でよく通る大学院生の男性(23)は「歩行者と自転車の安全のためにも、どんどん広がればいい」と話した。 京都市は2016年度に自転車レーンの整備を始め、都心部や右京区の西院周辺、伏見区の市道で矢羽根やピクトグラム、線を路面にペイントして車道や歩行者レーンと区別している。これまでに総延長約73・5キロ・メートルを整備。20年度には約180キロとする計画だ。 ◇ 10年の国勢調査によると、京都市では通勤・通学に23・4%が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く