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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (131)

  • レシートデータ分析で各地の旬な食材を発掘 地図上にイラスト配置し、スマホでも見やすく - 日経BigData

    スマートフォンを活用したビジュアライゼーションでは、デザインやインターフェースでは PC向けとは異なる工夫が必要だ。「Zaimおいしい旬の地図」は、データ分析から判明した旬の材をスマホを通じて消費者に分かりやすく伝える。 500万ダウンロードを突破したオンライン家計簿サービス「Zaim」で、最も使われている機能の一つに「レシート自動読取」がある。これは、スマートフォンから読み取ったレシート画像から解析エンジンにて文字を抽出し「商品名」「時間」「支出カテゴリー」などの情報を自動的に家計簿に記録するものだ。 それらの購買データをサーバーに集約し、統計解析した結果を活用して新しく立ち上げたのが「Zaimおいしい旬の地図」である。四季のある日では野菜や果物、魚など季節ごとに旬を迎える材が豊富にある。こうした材をレシートデータから解析し、購買が増え始めた材を日地図上にプロットすることで、

    レシートデータ分析で各地の旬な食材を発掘 地図上にイラスト配置し、スマホでも見やすく - 日経BigData
  • 日本の仏教は、釈迦の教えではない!?:日経ビジネスオンライン

    米アップル社の創設者、故スティーブ・ジョブズ氏が日の「禅(ZEN)」に影響を受け、禅の精神がアップル製品の源泉となった話は有名だ。 欧米や日における禅ブームが一段落した今、新たな仏教のジャンルに世界の人々の注目が集まりつつある。それは「原始仏教」だ。 原始仏教は今から2500年前、古代インドにおける釈迦の「出家」に始まる。この原始仏教の成り立ち、考えを学ぶことが、ビジネスをする上でも効果的だと唱える研究者がいる。 「世界で最も長く続いた組織が仏教であり、そこから学び取れることはとても多い」――。 原始仏教研究の第一人者である花園大学・佐々木閑教授がそのひとり。佐々木教授は、NHKのEテレで放送している人気番組「100分de名著」で「ブッダ最期のことば」などの解説者としても知られる。同番組のテキストは“ベストセラー”になっており、原始仏教についての関心の高さがうかがえる。 原始仏教と日

    日本の仏教は、釈迦の教えではない!?:日経ビジネスオンライン
  • お花畑は燃えているか:日経ビジネスオンライン

    パリで起こった同時多発テロ事件の衝撃は一瞬のうちの世界中を駆け巡った、というこの書き出しの一行の文体は、なんだか、夕方の民放の情報番組がBGM付きで配信している扇情的なニュース原稿のコピペみたいだ。 実際に、あの事件以来、国際社会の空気は切羽詰まった調子のものに変貌している。 私は、911のテロ事件を受けた半月ほどの間に、アメリカ発のニュース映像の基調がいきなりハリウッドっぽくなったことを思い出している。 ついでにと言っては何だが、東日大震災が起こった後に、私たちの国のメディア状況や世論のあり方が、なにからなにまですっかり変貌してしまったいきさつにも思いを馳せざるを得ない。 世界を世界たらしめているのは、平時の人間の日常的な思想だ。 が、歴史を新しい段階に追いやるのは、非日常のアクシデントだ。 天災や、事故や、組織犯罪や、無慈悲なテロや、偶発的な国境紛争や、狂気に駆られた人間が引き起こす

    お花畑は燃えているか:日経ビジネスオンライン
    arihoshino
    arihoshino 2015/11/20
    歴史に学ぶべきは集団ヒステリーの危険性。
  • 「奨学金、当社が代わりに返します」:日経ビジネスオンライン

    日経ビジネスでは2015年3月23日号で特集「2000万人の貧困」を掲載しました。日経ビジネスオンラインでは誌特集に連動する形で連載記事を掲載しました(連載「2000万人の貧困」)。誌とオンラインの記事に大幅な加筆をし、再構成した書籍『ニッポンの貧困 必要なのは「慈善」より「投資」』が発売されました。 日社会に広く巣貧困の現状は、その対策も含めて日々変化しています。特集や連載では紹介できなかった視点やエピソードを、書籍の発売に合わせて掲載します。 今回は、学生の2.6人に1人以上が受給するようになった奨学金を、実質的に社員に代わって返還するある企業の取り組みを紹介します。 「奨学金理事長『大学にさえ行けばいいなんてイリュージョン』」「今の公教育は異常。異常を拡大するな」では、膨張する教育費と家計収入のアンバランスを示す象徴として、奨学金の問題を取り上げた。 現在、日最大の奨学金

    「奨学金、当社が代わりに返します」:日経ビジネスオンライン
  • “アパホテル3万円”は当たり前に?:日経ビジネスオンライン

    「うちはどんなに混雑していても正規料金以上の値付けはしませんよ。でも、“あのホテル”は違うんですよね…」。「ホテル不足は認識していますが、正規料金以上の値段で売るのは抵抗があります。“Aホテル”のように強気の値段設定で、お客さんの足元を見るような商売はしたくないですから」――。 振り返ればこの夏は、全国主要都市のビジネスホテル業界関係者とホテル不足問題について議論する機会が多かった。日経ビジネス8月24日号のスペシャルリポート「出張先でホテルがない!~誌厳選9つの解決策~」を執筆するためである。 取材の際、必ずと言っていいほどオフレコで飛び出すのが、「あのホテル」もしくは「Aホテル」と、名前をぼかして語られるホテルグループの話。それは愚痴のように聞こえる一方で、「風評を気にせず、高い料金で部屋を売れてうらやましい」という羨望も含まれているように聞こえた。 「あのホテル」――それは「アパホ

    “アパホテル3万円”は当たり前に?:日経ビジネスオンライン
  • 「民主主義」が「デザイン」をダメにする:日経ビジネスオンライン

    佐藤卓(さとう・たく) グラフィックデザイナー 1979年東京藝術大学デザイン科卒業、1981年同大学院修了、電通を経て、1984年佐藤卓デザイン事務所設立。「ニッカ・ピュアモルト」の商品開発から始まり、「ロッテ キシリトールガム」「明治おいしい牛乳」などの商品デザイン、「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」のグラフィックデザイン、「金沢21世紀美術館」「国立科学博物館」「全国高校野球選手権大会」等のシンボルマークを手掛ける。 また、NHK Eテレ「にほんごであそぼ」アートディレクター、「デザインあ」総合指導、21_21 DESIGN SIGHTディレクターを務めるなど 多岐に渡って活動。著書、展覧会も多数。(写真:鈴木愛子、以下同) 川島:卓さんは、企業トップと直接仕事をする機会も多いかと思います。で、質問です。アップルをはじめ、いま世界市場で活躍している企業は、「デザ

    「民主主義」が「デザイン」をダメにする:日経ビジネスオンライン
  • “採点”するなら、あれは百点満点だった:日経ビジネスオンライン

    安倍晋三首相のいわゆる「戦後70年談話」を題材に原稿を書く仕事は、すでに間抜けな作業に変貌しつつある。 なぜなら、談話発表からほぼ1週間を経て、左右両陣営の論客ならびに有識者諸氏の口の端から、ひと通りの「解釈」が出揃っているからだ。それゆえ「談話」の読み解き方について、新たに付け加えるべき論点は、ほとんど残っていない。ということは、このタイミングでいまさら私が何を言ったところで、誰かの受け売りだと思われるのがせいぜいだということでもある。 なので、この原稿では、あれこれと「解釈」する書き方とは別の方法を採用したいと思っている。 談話発表以来、様々な立場の人々のコメントを読み比べながら、私が一番強く感じたのは、21世紀の人間である私たちが「解釈」という病にとりつかれているということだった。 どうして、われわれは、行間を読み、空気を読み、裏を読み、背景を読み、影響を読みたがるのだろう。 なにゆ

    “採点”するなら、あれは百点満点だった:日経ビジネスオンライン
  • 任天堂・岩田さんが遺した本当の功績:日経ビジネスオンライン

    世間はお盆を迎え、それぞれが縁のある故人を偲んだが、筆者はゆっくりと任天堂4代目社長の岩田聡さんのことを思い出した。縁があった、と言うのはおこがましいが、2006年秋以降、取材を通じて随分とお世話になっただけに、偲ばずにはいられない。 岩田さんが急逝してからもう1カ月が経つ。週明け、7月13日の午前9時前、任天堂広報から「メールをご確認ください」という電話がかかってきた。慌てて確認すると、信じがたい内容のメールが届いていた。 「当社をご担当頂いている記者の皆様 当社代表取締役社長岩田聡が7月11日土曜日午前4時47分、胆管腫瘍のため京都大学附属病院において永眠いたしました」 直後、脳裏をよぎったのは、今年3月に任天堂の京都社でお会いした、岩田さんの意気軒昂とした姿だった。 その前日にディー・エヌ・エー(DeNA)との業務・資提携を東京のホテルで発表した岩田さんは、「してやったり」といっ

    任天堂・岩田さんが遺した本当の功績:日経ビジネスオンライン
  • 脳とナショナリズムと戦争の意外な関係:日経ビジネスオンライン

    森 永輔 日経ビジネス副編集長 早稲田大学を卒業し、日経BP社に入社。コンピュータ雑誌で記者を務める。2008年から米国に留学し安全保障を学ぶ。国際政策の修士。帰国後、日経ビジネス副編集長。外交と安全保障の分野をカバー。 この著者の記事を見る

    脳とナショナリズムと戦争の意外な関係:日経ビジネスオンライン
  • 今年は「ネット炎上」10周年:日経ビジネスオンライン

    「ネット炎上」という言葉が定着したのが2005年。2015年で「炎上」10周年を迎えたことになる。2005年はどんな年だったか。 2月にライブドアがニッポン放送買収に動き、4月に個人情報保護法が施行。プロ野球では楽天ゴールデンイーグルスがパ・リーグの一員となった。郵政解散で小泉純一郎首相率いる自民党が圧勝した8月には、アップルの音楽配信サービス「iTunes Music Store」が国内でサービスを開始、前年2月に招待制で始まったSNS「mixi」がこの8月にユーザー数100万人突破、同年12月に200万人突破と破竹の勢いで成長を見せていた。 現存する国内企業ブログで恐らく最古参と思われるリコー「GRブログ」の開設が8月31日。ティム・オライリー氏が「Web2.0」の概念を提唱したのもこの年だ。そして12月、秋葉原の劇場でAKB48がひっそりと初公演を行った。 事件も起きた。 きんもーっ

    今年は「ネット炎上」10周年:日経ビジネスオンライン
  • アニメで心配をかけた母に、“最低野郎”の恩返し:日経ビジネスオンライン

    山中 浩之 日経ビジネス副編集長 ビジネス誌、パソコン誌などを経て2012年3月から現職。仕事のモットーは「面白くって、ためになり、(ちょっと)くだらない」“オタク”記事を書くことと、記事のタイトルを捻ること。 この著者の記事を見る

    アニメで心配をかけた母に、“最低野郎”の恩返し:日経ビジネスオンライン
  • クリエイティブで食べていく、経営と現場:日経ビジネスオンライン

    妹島 和世(せじま・かずよ) 建築家/「SANAA」「妹島和世建築設計事務所」代表取締役。 1956年茨城県日立市生まれ。日女子大学家政学部住居学科卒業後、81年に同大学院修了。伊東豊雄建築設計事務所への勤務を経て、87年に妹島和世建築設計事務所を設立。95年に、建築家の西沢立衛とともに「SANAA」を設立。主な作品に「金沢21世紀美術館」(金沢市)、「ディオール表参道」(東京都港区)、「ニューミュージアム現代美術館」(NY)、「ROLEXラーニングセンター」(スイス・ローザンヌ)、「ルーブル・ランス」(フランス・ランス)。2009年にフランス政府より芸術文化勲章オフィシエを受勲。10年にプリツカー建築賞を受賞。2015年第28回村野藤吾賞を「犬島・家プロジェクト」で受賞。(写真:鈴木愛子、以下同) 妹島さんは建築家であり、建築設計事務所の経営者でもあります。建築という形而上の世界と、経

    クリエイティブで食べていく、経営と現場:日経ビジネスオンライン
  • 「福祉行政は風俗産業に敗北している」:日経ビジネスオンライン

    仁藤:困窮状態にある10代の女の子を中心に支援活動をしています。中身としては大きく分けて4つあって、1つ目が夜間巡回と相談事業。夜の街を歩いて、ひとりでいる女の子とか、帰れずにいる少女たちと出会うような活動と、全国から寄せられる相談に対応します。 手法は様々で、直接会うこともあれば、LINEや電話を通してということもあります。やっぱり人たちになじみのあるツールからの連絡は多いですね。去年1年間で90数人から相談があって、そのうちの3割ぐらいが地方の子でした。北は北海道から南は九州まで。週末に講演で全国を回っていますが、その機会を使ってその土地で相談者に会うようにしています。 一緒に事することが支援に 仁藤:活動の2つ目が、料面での支援です。これにはとても力を入れていて、一緒にご飯を作ってべたりするような場所や時間を持つんです。当に貧困状態の子は、今日べる物がないとか、誰かと

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  • 大塚家具、大塚久美子社長が激白!「すべて話します」:日経ビジネスオンライン

    経営権を巡る父娘の対立が激しさを増す大塚家具。長女の大塚久美子社長が3月27日の株主総会に向けて会社側提案として出した取締役候補者名簿に、父である大塚勝久会長が強く反発。自ら独自案を株主提案として提出し、委任状争奪戦を繰り広げている。 一見、親子の喧嘩に見える騒動だが、事の質は株式公開企業の経営体制、つまりコーポレートガバナンスのあり方を巡る考え方の違いにあるという。渦中の大塚久美子社長が単独インタビューに応じ、すべてを語った。 会長と社長の対立が遂に委任状争奪戦に発展してしまいました。 久美子社長:私を選ぶか、会長を選ぶかといった選択のように報道されていますが、決してそうではありません。株式公開企業として「あるべき経営」「あるべきガバナンス体制」を実現させようとする(私を含めた)取締役会の多数意見に対して、個人商店流の経営がしたい勝久会長が抵抗しているという構図なのです。 経営戦略の違

    大塚家具、大塚久美子社長が激白!「すべて話します」:日経ビジネスオンライン
  • 世界狙う「SuperDry極度乾燥」:日経ビジネスオンライン

    ロンドンの若者に最近、一風変わった日語が浸透しつつある。「極度乾燥(しなさい)」だ。彼らがこの漢字を読み、発音できるかどうかは重要ではない。若者を中心に、時にはオジサン世代まで、流行に敏感な英国人が「極度乾燥」と書かれたジャケットやTシャツ、バッグを身にまとっている。 これは「Superdry 極度乾燥(しなさい)」というブランドで、新興アパレルメーカーのスーパーグループ(SuperGroup)が展開している。英国人の多くは日企業だと思っているが、紛れもない英国企業である。 昨年、英国で最も成功したIPO 同社の創業は1985年。2003年にSuperdryブランドを立ち上げて以来、急成長してきた。昨年3月、ロンドン証券取引所でIPO(新規株式公開)を果たした。11月には株価が上場時の3倍以上に達するなど、昨年のIPO銘柄では最も成功していると言われている。 実際、業績も好調だ。201

    世界狙う「SuperDry極度乾燥」:日経ビジネスオンライン
  • 日本人デザイナーが内側から見たアップル:日経ビジネスオンライン

    今の日の工業製品は、ユーザーがその製品をどう使うのか、どう感じるのかまで含めた「質的なデザイン」ができていない。その原因は、デザイナー側ではなく、経営者側にあると筆者は思っている。川島蓉子さんの連載「『ダサい社長』が日をつぶす!」も、この状況を変えようと筆者と同じ思いで綴られているのではないだろうか。実際、日には世界のデザイン界から極めて高く評価されているデザイナーが大勢いるし、アップルなどデザインを重視する企業と仕事をしてきたデザイナーも大勢いる(次回、詳しく触れる予定だ)。 日メーカーのデザインに何が足りないのか さらに日は、海外の有名デザイナーを発掘した国でもある。アップルのデザインチームを率いるジョナサン・アイブがアップル入社前に名を上げたのは、日のゼブラ社のTX2というボールペンのデザインだった。 また、4月に発売になるApple Watchのデザインを手がけたアイ

    日本人デザイナーが内側から見たアップル:日経ビジネスオンライン
  • 米人生相談:「26歳女性ですが早期退職してもいいですか」に大波紋:日経ビジネスオンライン

    今回は、ある米国人女性がネット上で投げかけた相談を取り上げたい。26歳の匿名女性がネット上の人生相談で、「早期退職したい」と書いたことが波紋を広げ、何千人もが書き込みをする事態になっている。 相談内容と回答者の見解、さらにコメントを示しながら、イマの米国人男女が抱える思いを考察してみたい。 まず相談内容を簡単に紹介する。 「私はIT産業が盛んな都市に住んでいる26歳の女性です。大学を卒業して以来、社会福祉の仕事をしていて、現在はホスピス(終末期ケアを行う施設)で働いています。ただ仕事でさまざまな家族に接しているうちに寂寥感がつのり、ノイローゼの一歩手前です。転職も考えましたが、やりたい仕事が見つかりません。それなら、いま一緒に暮らしている恋人のために炊事や掃除をして生活したいと思っています。彼はそれでも構わないと思っているようです。26歳で退職というのは早過ぎますか」(要約) 日では勝ち

    米人生相談:「26歳女性ですが早期退職してもいいですか」に大波紋:日経ビジネスオンライン
  • アップルは「怠けたデザイン」を許さない:日経ビジネスオンライン

    スティーブ・ジョブズの功績ばかりに注目されることが多いが、私が日語版の序文を記した『ジョナサン・アイブ』でも紹介されているとおり、アップルのデザインチームを率いるジョナサン・アイブの貢献は非常に大きい。今回は、ジョナサン・アイブとスティーブ・ジョブズの二人が、どのようにアップルの企業体質をデザイン主導へと大きく転換したのかを紹介しよう。 デザイン思考の重要性に気づいても、なかなか企業やチームの体制を変えられずにいる人たちのヒントになれば幸いだ。アイブの洗練さを追求するデザインへの姿勢を書いた前回の記事とも少しかぶるが、まずはジョブズとアイブの最初の共同作業、初代iMacの話からだ。 真のデザイン経営ができたスティーブ・ジョブズ 初代iMac発表直後の1998年、私はアップル社内でもっとも厚い秘密のベールに包まれたアップル社工業デザイン部門(IDg)を訪問して、ジョナサン・アイブにインタビ

    アップルは「怠けたデザイン」を許さない:日経ビジネスオンライン
  • 死語にならなかった新語・流行語:日経ビジネスオンライン

    「新語って、毎年どのくらいの数が登場するものなんですか?」 これは、新語・流行語専門のフリーライターである筆者が、仕事で初めてお会いした方に「よく聞かれる質問」の一つ。そして筆者にとっては、答えるのが非常に難しい質問でもあります。学術用語からネット社会の俗語に至るまで、世の中では日々刻々と新しい言葉が生まれ続けています。そのどの範囲まで新語・流行語に含めて数えてよいのか。これが非常に悩ましい問題なのです。そもそも、誕生した言葉を漏れなく把握すること自体が非常に困難でしょう。 そこで筆者はこの質問に対してこう答えることにしています。「例えば『現代用語の基礎知識』は数万語レベルのキーワードを掲載しています。ですから国語辞典がカバーしきれない『今どきで重要なキーワード』の数もそのくらいでしょうね。ちなみに電子版の国語辞典である『デジタル大辞泉』は、最近2年で約2.5万語の新項目を加えたんですよ。

    死語にならなかった新語・流行語:日経ビジネスオンライン
  • ユーモアの大半はクズである:日経ビジネスオンライン

    あけましておめでとうございます。 新年第1回目の更新分は、インフルエンザのためお休みをいただきました。 無理のきかない年齢になってまいりました。いろいろなことがあります。 待ち焦がれた読者を想定して休載を詫びてみせるのも、かえって傲慢な感じがいたしますので、なんとなくぬるーっとはじめることにいたしましょう。 フランスでこの7日から連続して起きたテロ事件は、17人の死者を出す惨事になった。 1週間を経てあらためて振り返ってみると、この事件が、これまでにない多様な問題を投げかける出来事だったことがわかる。 表現の自由と宗教の尊厳の問題、宗教への冒涜とヘイトスピーチの関係、テロ警備と市民生活、多文化主義と移民の問題など、数え上げればきりがない。 どれもこれも簡単に結論の出せる問題ではない。 それ以前に、半端な知識や安易な態度で踏み込んではいけない話題なのかもしれない。 なので、事件の核心部分につ

    ユーモアの大半はクズである:日経ビジネスオンライン