山崎隆之八段「最後の大舞台の思いで指す」 本紙に明かした左目緑内障…6日開幕棋聖戦で打倒・藤井へ
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山崎隆之八段「最後の大舞台の思いで指す」 本紙に明かした左目緑内障…6日開幕棋聖戦で打倒・藤井へ
彼が命を吹き込む駒は、81マスを縦横無尽に駆ける。まるで示される数値の束縛から解き放たれたように。飽くなき理想を追い、観る者を魅了し続ける男は盤上に拡がる豊かな可能性を誰よりも信じている。 AIの進化は現代将棋に大きな影響を与え、戦術面でも革命的な変化をもたらした。いまや棋士が研究パートナーとしてAIを導入することは、技術の向上や勝つための戦略を立てるうえで常識となりつつある。 緻密な棋風から「1秒で1億と3手読む男」といわれ、近年は独創的かつ自由な指し回しでファンを魅了してきた佐藤康光九段。 今年6月に6年4カ月務めた日本将棋連盟の会長を退任し、再び純粋なプレーヤーとなった今、AI全盛の将棋界をどう捉えているのか。天衣無縫の棋士に、将棋の未来について聞いた。 ――会長としての公務に忙殺される中、佐藤九段は昨期まで同世代の中でただ一人A級の座を守り続けました。驚くべきことだと思います。 「
八冠制覇までの道程で藤井を最も追いつめたのは、タイトル獲得経験も挑戦経験もない男だった。大好きな酒を断ち、独自の戦術を磨き上げ、万全の準備で臨んだ彼が証明したかったものとは。 プロ入りから15年が過ぎ、通算勝率は5割6分程度。順位戦では下から2つ目のC級1組に在籍し、目立った実績もない。そんな村田顕弘の目の前で、藤井聡太が苦悶の表情を浮かべていた。 6月20日、王座戦挑戦者決定トーナメント(以下、本戦)の準々決勝。それまで村田の今年度成績は1勝4敗で、藤井との過去の対戦成績も0勝3敗。棋界関係者の目には、この対局は藤井の八冠ロードの通過点に過ぎないと映っていた。ところが――。 村田はかつて「関西若手四天王」と呼ばれる期待の星のひとりだった。名を連ねるのは20歳でタイトルに挑戦した豊島将之、プロ入り直後に新人王戦で優勝した糸谷哲郎、初参加で棋聖戦の挑戦者決定戦まで勝ち進んだ稲葉陽。勝率も7割
10月11日、第71期王座戦五番勝負第4局に勝ち、空前の大記録を達成した藤井聡太竜王・名人。11月4日に発売された、将棋世界Special『八冠 藤井聡太―全冠制覇で突入する将棋界新時代』(発行=日本将棋連盟、販売=マイナビ出版)では、この大きな節目にあたって渡辺明九段が何を思うのかを大いに語っていただきました。八冠を達成した王座戦の内容から、AIを利用した研究スタイルの変化、そして今後の将棋界についてなど、そのテーマは多岐にわたります。ここではその内容の一部を、インタビュアーの感想を交えてご紹介いたします。 【記】島田修二、【取材日】2023年10月18日、【インタビュー写真】編集部 ■AIによって、個性は失われるのか? ――AIの研究によって序盤の精度は上がると思うのですが、中終盤での指し手の正確性を上げるにはどういう勉強をすればいいんでしょうか。 渡辺「具体的には実戦だったり課題局面
来週、最終回を迎えるドラマ『波よ聞いてくれ』。小芝風花のやさぐれたラジオパーソナリティーぶりが話題を呼んできたが、他にも個性的なキャラクター揃い。その中で一番まともなレコーディングエンジニアを演じているのが井頭愛海だ。波乱万丈で学びも多かったという撮影を振り返ってもらった。 実家では朝ごはんにラジオを流してました――ラジオに馴染みはあったんですか? 井頭 実家にいた頃は、いつも朝ごはん中はテレビをつけず、ラジオを流していました。大阪のFM802の番組で、8時になるとガウガウちゃんというキャラクターが恐竜の鳴き声みたいにワーッと吠えるんですね。そうすると「学校に行きなさい」と言われるのが日課になっていた記憶があります。 ――ご家族で朝からラジオを聴いていたんですね。 井頭 そのほうが顔を見て話せるというのと、みんな音楽が好きだったので。それと中1から高1まで、「国民的美少女コンテスト」の同期
◆カタールW杯 ▽1次リーグE組 日本2―1スペイン(1日・ハリファ国際スタジアム) 日本代表MF三笘薫(25)=ブライトン=が、“1ミリアシスト”でスペイン戦の決勝点を導いた。後半開始から左ウィングバック(WB)で出場すると、同6分にゴールライン上ギリギリで左足から折り返し、MF田中碧(24)=デュッセルドルフ=の得点を演出。守備でも泥臭く相手に食らいつき、最少失点に貢献した。かつては“戦えない男”と指摘された三笘の変化を井上信太郎記者が「見た」。 もう後悔はしたくない―。その思いを乗せた三笘の左足が、ボールをわずか1ミリ残した。1―1の後半6分、堂安の右サイドからのクロスに懸命に食らいついた。「本当に1ミリですけど、中に入っていればいいと思って足を伸ばしました」。左足で折り返したボールを田中が押し込んだが、主審は一時ゴールラインを割っていたと判定。だがVARにより、ボールがわずかにライ
◆◆◆ あの言葉で自由になれた。迷わずやれる自分になれた ――16年の主演作『この世界の片隅に』は戦時中の広島の物語で、最新主演作『天間荘の三姉妹』では終盤で震災が関わってきます。21年に自ら監督・脚本・主演を務めた『Ribbon』はコロナ禍を生きる美大生の物語でした。20代のなかで、時事をどう意識し、自身の表現に生かしてこられましたか? のん 難しいですよね…。世の中ではコロナや戦争とか心を閉ざしたくなるようなことが重なるし、「困っちゃうな」と思う場面もたくさんあるし。でも、私はせっかくこういうお仕事をしているので、自分がどう表現を打ち出して、どう振る舞ったらみんなが元気になってくれるのか? 笑顔になってくれるのか? という点をいつも一番大事にしてきました。 自分の思いとみなさんの求める思いが一致しているかどうかも、かなりシビアに意識してきたつもりです。 ――共演以来ずっと親交が続いてい
のん 私、あまり壁を感じたことがなくて。そもそも何かに挑戦するときはハードルを低く設定するよう心掛けているんです。あらかじめ越えられる程度の低さに設定しておけば、「えいっ!」と飛び込みやすいし。 いざ物事を始めたら始めたですごく集中しちゃうから、途中で「これは壁だ」とも感じなくて。ちょっときつくなったら、美味しいものを食べて、いったん寝て、すっきりしてから取り組むと何とかなるし(笑)。結構マイペースですね。 ――以前のインタビューで、「喜怒哀楽の“怒”の感情は飼い慣らして付き合う」と語っていたのも印象的でした。 のん そうそう。怒りの感情って、私の中では結構お気に入りの感情なんですよ。 ©文藝春秋 撮影/鈴木七絵 ――お気に入り? のん 怒りも日常のスパイスに変えられるから。日常のなかでイラッとしたら一緒にいる人に軽くひじ鉄をするとか、動物みたいに「ウーーッ!!」とうなって見せるとか(笑)
清原果耶主演の日本テレビ系日曜ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』が10月16日より放送スタートとなる。清原は“霊が視える”能力を持つヒロインの城塚翡翠を演じ、死者からのヒントを頼りに“霊媒探偵”として難解な事件と向き合っていく。原作小説でも強烈なキャラクターとして知られている城塚翡翠役を演じるにあたり、清原はどんな役作りをしたのだろうか。演技の工夫やドラマの見どころから、プライベートの過ごし方まで話を聞いた。(編集部) 「自分の中で新しい一面が出せた」 ーー城塚翡翠役を演じることが決まった際の印象を一言でお願いします。 清原果耶(以下、清原):原作のある作品で、しかも城塚翡翠は個性が強めな役。原作をリスペクトしつつ、ドラマならではの雰囲気を出しながら取り組めるだろうかと不安な部分はありました。ただ、悩んでいてもしょうがないので、スタッフの皆さんとたくさん考えて話し合いながら、良い作品を作ることが
5冠の大人気作、待望のドラマ化 「このミステリーがすごい!」2020年版国内編 第1位、 「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング 第1位 「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー 「第20回本格ミステリ大賞」小説部門受賞 「SRの会ミステリベスト10」第1位 2019年に上記の5冠を達成し、本屋大賞にもノミネートされた相沢沙弥さんのベストセラー『medium 霊媒探偵城塚翡翠』をドラマ化した日曜ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』(日本テレビ系毎週日曜夜10時30分~)がいよいよ放送となる。 本作は“霊が視える探偵” 城塚翡翠を主人公としたミステリ。主人公で、世間知らずのお嬢様でもある城塚翡翠を演じるのは、清原果耶さん。他に翡翠を公私ともに支えるアシスタント・千和崎真に小柴風花さん、翡翠が霊媒の力を使って事件の解決を依頼知る推理作家の香月史郎に瀬
「いつでもスマイルしようね/とんでもないことがおきてもさあ」 2020年、日本をも覆ったコロナ禍。閉鎖的で先が見えない日々は長きにわたり続き、人の心が暗く沈むなか、CMで森が披露した「スマイル」の真っすぐな言葉、そして彼女の溌剌(はつらつ)とした歌は、多くの人の耳と心に届いた。 どれだけ彼女の歌が突き刺さったかは、YouTubeでの再生が 3700万回以上(2022年8月現在)という数字が物語る。取材中もその数字は伸び続け、そのことを森に報告すると「え、すごっ!!」と、まるで他人事のように目を丸くした。 「これだけ多くの人に聴いていただけるとは、歌った当時は全然想像できませんでした。以前、友だちが、いろんな人がTikTokやSNSで、『スマイル』を使って動画を作っているよと教えてくれて。気になりいろいろ調べると、『<スマイル>のお姉さんみたいになりたい!』と言っている小さい子の動画を見つけ
日本将棋連盟TOP 将棋コラム 【PR:ローソン×服部慎一郎四段】漫才と山登りで自分を解放。どこまでも自由に、広がる世界――服部慎一郎四段の素顔 好きなものを口にする時間は、ホッと一息つき、素の自分に戻る時。今回は服部慎一郎四段に、青春の味だというローソンの「からあげクン チーズ味」をお召し上がりいただきながらお話を伺いました。 「それまでの人生は、将棋しかやってこなかったんで...」服部四段の世界が広がったのは、高校時代に親友と路上漫才に立った時。恥ずかしいと言いながらも、優しい笑顔で語る様子からその時間があたたかく大切なものだったと伝わってきます。 2020年度、初参加の第79期順位戦C級2組では8勝2敗という成績を残し、2021年第11期加古川青流戦で棋戦初優勝。藤井世代のライバルとして注目される、新進気鋭の若手棋士。型にはまらない独創的な将棋は、かつては漫才で、そして現在は趣味であ
Netflixドラマ「全裸監督」(2019年)の“黒木香”役で強烈な印象を残した森田望智(25)。ミュージシャンの栄光と挫折を描いた映画「さよなら、バンドアパート」(7月15日公開、宮野ケイジ監督)では、主人公のバンドマン、川嶋(清家ゆきち)の運命を変えた女性・ユリ役。「全裸監督」以降、映画やドラマでオファー殺到の森田は、どう役に向き合い、何を感じているのか。 Netflixドラマ「全裸監督」(2019年)の“黒木香”役で強烈な印象を残した森田望智(25)。ミュージシャンの栄光と挫折を描いた映画「さよなら、バンドアパート」(7月15日公開、宮野ケイジ監督)では、主人公のバンドマン、川嶋(清家ゆきち)の運命を変えた女性・ユリ役。「全裸監督」以降、映画やドラマでオファー殺到の森田は、どう役に向き合い、何を感じているのか。(取材・文=平辻哲也) 一つの作品が、役者のその後の人生を大きく変えること
2020年7月16日。服部慎一郎は午後11時過ぎに東京将棋会館・飛燕の間を出た。プロデビューして3ヶ月半、公式戦4戦目を終えた夜だった。この日はC級2組順位戦が行われていたが、この時間まで残っていた対局は少なく、4階のフロアーはすでに静かだった。 服部は順位戦2回戦に勝ち、これでデビューからの戦績は3勝1敗となった。新人としては、悪くない出だしだ。だが勝利の余韻に浸る気持ちはなかった。預けてあったスマートフォンをロッカーから取り出すと電源を入れた。すぐにニュースが目に入った。 《第91期ヒューリック杯棋聖戦第4局で挑戦者の藤井聡太七段が勝利し、史上最年少でタイトルを獲得した》 藤井の対局では、自ら記録係を希望した しばしの間、画面を見つめていた。 (だいぶ違うところに行ってしまったな) モニターを見つめながら、いろいろな思いが込み上げてきた。 奨励会時代は“先を行く人”だと思っていた。服部
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