アニメーションテレビアニメに対して「切る」という表現をみかけるようになったのは、いつ頃だろう。頻繁に、とまでは言わないが、たまに「アニメを切ると言うのはいかがなものか」と提起されている場面にでくわす。微妙なニュアンスを残す表現だなと思っていた。少し、考えてみたい。そもそも、「切る」と表現されるのは利便性に優れているからだろう。カジュアルに意思表明できる。視聴意欲がない、途中で観なくなったと書くより、「切った」と書けば短く断定をもって伝わる。加えて、ヘビーユーザー的な表現だとも思う。現在放送している、または放送予定のテレビアニメ(クールで区切られる深夜アニメや一部朝アニメに限定されることも多いが)の“すべて”を候補としてチェックリストを作成する思考方式だ。ひとつふたつではなく、候補の多さゆえに使われる表現。これは同人誌即売会における買い手のサークルチェックに近い。行きたいサークルが多くなると
虚構新聞のはてブタイトルの変更でのやりとり。前のエントリーにあるように「はてなブックマークのエントリーページでのタイトル」(以下、はてブタイトル)に於いて、サイト名「虚構新聞デジタル:」追加して「虚構新聞デジタル:気象庁、金環日食の中止を発表」と変更を行った。しかし、その後で変更したタイトルをid:Hamachiya2さん元に戻されてしまう。その行為に対しての批判も頂いた。id:tatsunopさんが増田にまとめていただいている。感謝。はてぶタイトル変更問題 タイトル変更のガイドライン(旧)自分の意見として、今回の追記は、ガイドラインでの良い例の二段落目に該当すると考えていた。タイトルは一般的には「サイト名(ブログ名)+ページのタイトル」であり、ここでの削除というのは、記事のタイトルを自動で取得するときに削除されてしまった場合であると理解していた。しかしid:Hamachiya2さんからは
科学遺伝、進化できる物質作製に成功 生命起源や研究に貢献 - 47NEWS(よんななニュース)進化するだなんだ言っていますが、どうなんでしょう。実際の論文はこちら。 Synthetic Genetic Polymers Capable of Heredity and Evolution さて、DNAの構造はこんな感じです。http://en.wikipedia.org/wiki/File:DNA_chemical_structure.svgデオキシリボースという五炭糖(図中オレンジ)がリン酸(図中黄色P)を介して連なっていて、AGCTの塩基が枝みたいに伸びています。二本鎖の相補対が点線で結ばれてます。ちなみに図でバックボーンと書かれているように、塩基がなくても縦のリン酸結合の数珠つなぎ自体は壊れない。DNA二本鎖だったらそういう塩基のない部分は歯抜けみたいになりabasic siteと呼ば
ストライクウィッチーズ二期放送開始が間近にせまったタイミングで話題の「陽炎少女 丹陽」。 「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む : 台湾最高研究機関公認の萌え軍事本 台湾の“萌え軍事本”(最高研究機関公認)がストパンっぽい:【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´) 【2ch】ニュー速クオリティ:台湾の“萌え軍事本”(最高研究機関公認)がアレっぽい 萌え軍事文化が台湾で正当な地位を得る : 週刊オブイェクト この「陽炎少女 丹陽」は、台湾の埋もれた学術情報をコミック化してしまおう!という主旨の電子書籍(?)『Creative Comic Collection』の第二巻「特集:日本の台湾統治時代」(わぉ!)に掲載されています。 Creative Comic Collection 創作集: 創意加値: 數位典藏與數位學習國家型科技計畫成果入口網 TELDAP CCC2 日本時代的那些事:
日本中世史はわかりにくい。 本郷和人氏が指摘している一一七〇年代の「平家政権と高麗の武人政権の類似」(『武士から王へ』)についてもっと知りたいと思って、いろいろ調べているが、日本国内だけでもなかなか事実関係がややこしくて、どんどん深みにはまっていくわりには、どうにも「理解」が追いつかない。そんな感じで、このところ停滞している。もっと時間をかけてじっくり勉強していく必要があると感じている。 ただ、調べていくうちにふと気づいたのは、「平家政権と高麗の武人政権の類似」が特に注目に値するのはむしろ、それ以後の歴史が違っているからだということだった。 姜在彦(カン・ジェオン)氏は、『朝鮮儒教の二千年』の中で、こういうことを書いている。 (藤原一族の)摂関政治下における中央と武士団との関係は、高麗創業期における中央王権と地方豪族とのそれによく似ている。だとしたら高麗が地方割拠的な「旧臣宿将」を排除また
マンガ家の佐藤秀峰さんが、最近話題の自炊代行について、ご自身のブログに記事を書かれています。佐藤秀峰 日記 | 漫画 on Webこの中で、佐藤さんは自炊代行を巡る一連の議論を取りあげながら、ご自身の「本」や「マンガ」への考え方を述べられています。その、佐藤さんの本やマンガへの考え方について、いくつか違和感を覚えたので、ここに書きとめておきます。 ですが、本は購入した方の所有物ですから、破こうと捨てようと作家は口出しできる立場にはありません。本は、購入した人の所有物ではありません。そもそも、太陽とか土とか水でできた紙を使ってできた本を、数百円払ったくらいで「所有」しているという考え方がおこがましい。当たり前ですが、本でも何でも、一個人の完全な所有物となるものなんて、この世にはありません。「物」は、言うならばこの世界そのものの「所有物」であり、人間にとってはむしろ「借り物」という方が近いです
ブログ更新お休み中だけど、ちょっと気になったので。 ヨーグルトに整腸効果が無い事がワシントン大学の研究より発表される:ハムスター速報及び ヨーグルトに効果なし? 双子の検討で腸内細菌に差なし | あなたの健康百科 by メディカルトリビューン これ10月頃の論文だったけど今さら話題になるのか。整腸効果がないと書かれているけれど、論文ではそんなところは調べていません。 と言いつつ、いまちょっと論文フルテキスト読めないのでこっちを引用。http://www.nature.com/news/2011/111026/full/news.2011.614.html Nature News、"Friendly bacteria move in mysterious ways"という記事。関係ないけどU2のShe moves in mysterious wayってどういう動きなんだろうと思ったりしたよね
ウイルス, 社会先日お伝えした「ノロウイルス」名称変更の可能性 - 蝉コロンですが、結果が出たそうです。ICTV(ウイルスの分類とか命名を決めるとこ)の会議の結果、ノロウイルスの名称変更は無しということになりました。しかし、そもそも報道や専門機関で使われている「ノロウイルス」が誤用であるという話が持ち上がって来ました。 VS.ノロウイルス | 会議の結果(名称変更を要望している方のページ)より、【プレスリリースの概要】---------------------------------------- 今年初め、ある日本人から「ノロウイルス」の名称変更の要望がありました。NORO姓を持つ子供たちがからかいやイジメの対象になる可能性があるというのが理由です。この苗字は日本中に存在し、その他の国にも存在することが分かったため、ICTVは問題提起者の考えに共感しました。ノロウイルス(Noroviru
「エターナルフォースブリザード」が発動文句で、枕詞は基本的に術者の自由につけることができる。長いものであるほど単純威力は強いものの、あまり長くなりすぎると、詠唱の間に敵に攻撃される可能性が出てくる(特にコメディ色の強い戦いでは多い)。 使用例 「極寒の地の氷の神よ、我に力を与えたまえ。言葉は氷柱、氷柱は剣。身を貫きし凍てつく氷の刃よ、今嵐となり我が障壁を壊さん!エターナルフォースブリザード!!」 「俺の属性は水、お前の属性は炎。よってダメージは4倍!吹雪け、エターナルフォースブリザード!!」 「イッヒ・ナーメ・イスト・ドゥラ・イーモン… 冥界より来たりし凍てつく吹雪よ、我が剣となりて敵を滅ぼせ…エターナルフォースブリザード!!」 「リク・ラク・ラ・ラック・ライラック、エターナルフォースブリザード!その雪に触れたものは瞬時に華の様に凍りつく。百輪の華が咲き終える頃には……てめえの命は消えてい
んなもん、体を傷つけるのは「母」の側なんだから、「父」も相応の負担をして当ったり前だろが。 という理屈が、法律的に(既存の枠組からのありきたりな解釈から)は必ずしもストレートには出てこない。さてどうしましょう、という問題に一定の決着というか指針が出たという話です。 この事件は一審・二審とも「父は損害賠償義務を負う」という結論ですが、このエントリーではまず一審について紹介します。 次のエントリーで、二審で示された法律論について紹介(予定)。 時系列 ・A子(30代前半)とB男(30代後半)は結婚相談会社のサービスの会員。B男からA子へ会いたい旨のアプローチ。 ・2007年2月3日、最初のお見合い。早速付き合うことに。 ・2月12日、2回目のデート。A子はバレンタインチョコを渡す。外食後B男宅へ行くがこの日は肉体関係に至らず。 ・2月16日と23日、デート後にB男宅泊。2晩とも合意の上でセック
9ヶ月ぶりに釣りなタイトルと共に、はてなブックマークに関するエントリを書いちゃうよ!エントリを書くきっかけは、以下に紹介する匿名ダイアリのエントリのブックマークコメントに「スターのつき方次第ではエントリ起こすよ(チラッチラッ」と書いたらスターを沢山もらえたから。<そうです、はてなスター乞食なんです、すいません はてブトップの新着エントリーに2chまとめのエロ画像スレが毎日のように出る現状というか。増田に投稿された風俗体験記がホッテントリ入りしたりしちゃう現状というか。エロってこんなにオープンでいいのかよ、と思う。正直不愉快なのでゾーニングして欲しい。pixivのように。風俗に行った話なんて、リアルでは相手を選んでするでしょう?参加者全員男のぶっちゃけた飲み会とか、そういう場でしかしない話でしょう?はてブトップに出していいような話じゃないよ。気色悪いなあネット上の「オープンなエロ」が不快お気
動物, 科学http://www.nature.com/news/2009/091202/full/462560a.htmlとか。日本語版もある。イタリア国立核物理学研究所(INFN)の素粒子物理学者Riccobeneと、同じくイタリアはパビア大学の海洋生物学者Pavanのお話。 僕はニュートリノについては「ほら、あれでしょ、スーパーカミオカンデ。ノーベル賞の。」としかコメントできる知識がないんだけど、がんばってざっくり説明すると、ニュートリノは質量がゼロに近くて物質と相互作用することは非常にまれで地球を通り抜けて行ってしまう。でも超々まれに他の物質と衝突することがある。スーパーカミオカンデはでっかいプールで、ニュートリノが水分子の電子と衝突すれば、それによって放出されるチェレンコフ光として検出でき、ああこれはどこそこの超新星爆発で出てきたニュートリノだな、とか言ってみたりなどでき
TLが、「京大カンニング事件」で騒がしくなった。3000人もフォローしていると、私をフォローした人がいま、なにに興味をもっているのか、なんとなくわかってくるものだ。だから、TLをたまに眺めてみるのは実におもしろい。 今回の京大カンニング事件に関していろんな人々によって語り尽くされた感があるので詳細は置いておくとして、私がこの事件で確認し、教訓になったことを2点述べたい。1つ目は、変化の波についていけない人々の「恐怖と嫉妬」の感情の凄まじさである。2つ目は、今、ホットな言論公共圏はどこにあるのか?ということへの再認識である。 インターネットを使って、英語の解答を求めた青年への新聞、TVジャーナリズムの糾弾は、まるで、炎上を演出する2ちゃんねらーのようであった。もうすでにそんなものはないと私は以前指摘したが、建前であろうとも、国民ジャーナリズムを代表するメディアが、「炎上」を演出してしまう事態
とてもおもしろいブログってあって、その人たちは小説を書かないのかな? 書いたらいいのにな、と誰かが考えていることがある。 で、おもしろいブロガーが小説を書くってどんなことか考えて、小説とブログの違いについて考えることに。 結論から言えば、ブロガーが書くとき、そこにはすでに一つのキャラクターが設定されていること。それは小説でいう一人称の語り手、つまり「僕」とか「私」だ。 小説はそこの構築から始まる。というか、出だしから一人称が可能だが、そのリアリティの構築は文中でする。(リアリティについて拘泥している小説であればだけど) 一方でブロガーの存在について人は基本的に疑わない。たとえば年齢詐称しているとか性別嘘ついているとか、サラリーマンと書いているがほんとは学生だろ? とかいう疑いは浮かんでも、書き手がボットだと考えるところまではまだいっていない。あくまでも誰かどこかで生きている個人がPCか携帯
英:[〜ability]=[〜されうること] [アクセシビリティ]=[アクセスしやすいこと(情報が)手に入りやすいこと] 言い訳されうること=言い訳しやすいこと。言い訳しやすい理由を組み込んだウェブサービスの仕様。
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