私が一番共感する反応は「沈黙」だ。つらい人の言葉を聞いて、コメントしなかった、ブックマークすらしなかったたくさんの沈黙に、私は共感する。それら沈黙の何%かは、もしかすると私と同じ、つらい人に自分の言葉を被せたくなかった故の沈黙かも知れないから。(不倒城) ちょっと違う方向から論を広げてしまうのだが、沈黙とWebとの関連が気になる。 沈黙というのは、コミュニケーションにとってとても大切な要素だと思う。 顔見知りや、仕事上の知り合いが知人や友人に格上げされるとき。 条件のひとつは、「同じ話題で盛り上がることができる」とき。 もうひとつは、「黙っていても気まずくない」とき。 沈黙が沈黙として、共有されるときだ。 沈黙には大きな意味がある。 沈黙は「それが破られるのを待つまでの無駄な時間」では必ずしもない。 Webとリアルは異なる。それが興味深い現象を生み出している。 その出発