***三島由紀夫「革命哲学としての陽明学」小考*** 前書きー まず、この三島氏の「革命哲学としての陽明学」というエッセー(彼自身が後書きでエッセーと述べています)についての小考は三島由紀夫氏自身を私が優れた陽明学者であると感じて作成したものではなく、私を含め世間の人が三島氏と陽明学との接点あるいは距離はいかほどのものか判然としないのでそれを解明する一助として公開するものです。 著作権の問題が絡んでくるので全文は掲載できません。中間部分にある大塩平八郎・吉田松陰・西郷隆盛に関する部分の考察はしていません。くれぐれも三島氏の文のみを抜き出して公開などされませんように。このエッセーは『行動学入門』文芸春秋・『諸君』などに掲載されていたものです。入手困難な本で、引用を多めにしないと小考自体が成立しないため敢えてテキストを掲載した点についてご意見その他がありましたらご連絡ください。 小考ー 三島氏