適当にまとめていたら長くなりすぎたので、別エントリにした。『人生と運命』の内容についてもっと書くべきだろうが、自分はまだ読んでいないので、人の言うことを鵜呑みにして書くのもどうかなと思って。 ワシリー・グロスマン(1905-1964) ワシリー・グロスマン(1905-1964)。ヨーロッパ最大のユダヤ人コミュニティの1つがあったウクライナのベルジーチェフでユダヤ人の両親のもとに生まれる。大学では化学を修め、卒業後は鉱山技師として働く。 1934年、短編「ベルジーチェフの街で」と、鉱山労働者の生活を描いた小説『グリュックアウフ』を出版。前者はマクシム・ゴーリキー、ミハイル・ブルガーコフ、イサーク・バーベリに激賞される。グロスマンは37年、ソヴィエト作家連盟に迎えられ、次作の『ステパン・コルチャギン』はスターリン賞にノミネートされている(が、スターリンはこの作品を嫌い、リストから外した)。 大