東京スカイツリー(東京都墨田区)は、25~27日の3日間、午後6時45分から午前0時まで米国旗・星条旗のイメージでライトアップされます。 トランプ米大統領の訪日(25~28日)に合わせた歓迎イベントの一環。東京スカイツリー広報部は「外務省から米国国旗をイメージした特別ライティングの協力提案」を受けたとしています。 他国元首の訪問を歓迎するのは、当然ありうることですが、このイベントには強い疑問をもたざるを得ません。 スカイツリーは、太平洋戦争末期、米軍による東京大空襲によって焦土となった地域の中央にそびえています。それを星条旗でライトアップするのです。 米軍による東京空襲は1945年2月から5月にかけて60回以上に及びました。中でも3月10日の下町空襲=東京大空襲では、320機以上のB29が現在の江東、隅田、台東、中央の各区を中心に絨毯(じゅうたん)爆撃し、1700トン近い爆弾を投下。木造建