缶コーヒーは虚しい。そう思う。「厳選した豆を使用!」、だろうが、「画期的な新製法!」だろうが、ドンキかなんかで安売りしている豆を買ってきて、自分で挽いて飲んだほうが確実にうまい。 むろん、人間いつだってコーヒー豆をガリガリやって、フィルタ用意して、熱湯をチビチビかけることなんてできない。おれだって、寒い道を歩いているときなんかの、自販機で買った缶コーヒーの温かみを知らないわけじゃあない。 それでも、だ。それでも、缶コーヒーは虚しいように思えてならない。缶コーヒーというか、新しい缶コーヒーが作られるその無駄ともいえる進歩らしきものが、だ。うまくいえないが、おそらくはおれなどよりきちんと勉強して、しかも理系で、ちゃんと就職した人たちが、しっかりした給与体系のもと、頑張って缶コーヒーの改良に情熱を傾けているということが虚しいのだ。 これからおれが言うことはつまらん。つまらんし、そんな世の中もつま
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