世界を変え得る10分野・110技術を 調査分析 米国政府のR&D(研究開発)投資はざっと13兆円と日本のそれのほぼ10倍、その5割近くを国防総省が支出しています。国防総省はゲームを一変するテクノロジーになる可能性が少しでもあるなら突拍子もない新分野にも投資します。「世界最大のR&D投資」が向かう先を知ることは企業にとっても欠かせません。民間では取り組めない未来のテクノロジーに資金が投じられ、ゲームチェンジを引き起こし、ビジネスを大きく変えてきた実績があるからです。本レポートは米国国防総省の投資先を中心に、研究段階ではあるが世界を変え得るテクノロジーの動向を調査し、既存産業へ与えるインパクトと新規産業の創出の可能性を展望します。