旬の味覚のスイカが、鈴鹿、亀山市の畑から盗まれる被害が相次いでいる。鈴鹿市石薬師町では手塩にかけて育てた百六十個が盗まれ、管内で被害が相次ぐ亀山署川崎駐在所は広報紙で住民に注意を呼び掛けている。 かつて一大産地だった鈴鹿市石薬師町では、農業倉田雅夫さん(71)が八十本を栽培。六月下旬から七月上旬にかけ、四回にわたり計百六十個がなくなった。「完熟する少し前の実がやられ、畑には人の足跡や自動車のタイヤの跡が残っていた」という。スイカは栽培の難易度が高く、障害者施設の人たちにも手伝ってもらい、一緒に収穫するのを楽しみにしていた。それだけに「悔しい」と憤る。
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