「アメリカに独裁体制が生まれる可能性はあり、そうなれば、世界の民主主義にとって非常に暗い時代になる」 こう話すのは、著書でロシアによるウクライナ侵攻を事前に警告していたことでも知られるフランスの思想家、ジャック・アタリ氏です。 “知の巨人”とも言われるアタリ氏が私たちに鳴らす警鐘とは。 (国際部記者 野原 直路) 1980年代に30代後半でフランスのミッテラン大統領の補佐官となり、東西ドイツ統一の対応などに奔走。 旧共産圏だった東欧の国々などの経済復興を支援する欧州/ヨーロッパ復興開発銀行(EBRD)の初代総裁を務め、EU・ヨーロッパ連合設立の「影の立役者」としても知られています。 来日中のアタリ氏に、地域紛争や気候変動など混迷を深めるいまの世界をどう見ているのか、私たちがとるべき行動とは何か、尋ねました。 (以下、ジャック・アタリ氏の話。インタビューは都内で4月16日に行いました) Q
ドイツの検察当局は、軍事施設などへの破壊工作を計画していたなどとしてドイツとロシア双方の国籍を持つ2人を逮捕したと発表しました。 ウクライナへの軍事支援の妨害をねらっていたとされ、地元メディアはウクライナ軍の兵士が訓練を受ける軍事施設などが標的とされていたと伝えています。 ドイツの検察当局は18日、国内にある軍事施設などに対し爆発物を使った破壊工作を計画していたなどとして、ドイツとロシア双方の国籍を持つ2人をスパイ容疑などの疑いで逮捕したと発表しました。 ウクライナへの軍事支援の妨害をねらっていたとされ、ドイツの有力誌シュピーゲルは、2人が標的としていたのはウクライナ軍の兵士が戦車の訓練を受けるアメリカ軍の軍事施設などだと伝えています。 検察当局によりますと、このうち1人はロシアの情報機関とつながりのある人物と去年10月から連絡を取り合っていたということで、フェーザー内相は18日「ロシアの
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東京都の小池百合子知事は19日の定例記者会見で、衆院東京15区補選(28日投開票)について「これまで経験したことがない選挙妨害が発生している。非常に憤りを感じている」と述べた。 小池氏は同補選で無所属候補を支援している。小池氏は、この候補の街宣車の前に他候補の街宣車が入り込み「選挙スタッフが命の危険を感じる場面があった」と指摘。18日には選挙区外にある小池氏の自宅前に他候補が押しかけてきたことを明かした上で「住宅街で大音量で罵倒するようなことを言っており、近所にも迷惑がかかっている。選挙活動を逸脱している。法律の枠内で何ができるかを精査してもらっている」と述べた。 記者会見では、小池氏がエジプト・カイロ大を卒業したことを認める同大学長名の2020年の声明文について、元側近の小島敏郎氏が、小池氏側が作成した可能性があると指摘している問題についても質問があった。小池氏は「カイロ大を正式に卒業し
関東大震災後の都市づくりで「大風呂敷」といわれた政治家、後藤新平が、ミュージカルの原作をものしていたとは驚きだった。作品は後藤が原案を語り、逓信大臣時代の部下で詩人の平木白星が筆をとる『劇曲 平和』(1912年刊)であった。 幕が開くと、黒幕を背に黒覆面、黒衣の「誘惑者」が立って、見る者を怪しげな世界へと誘っていく。彼がささやく先触れは、「これから平和の劇が始まる」と言いながら、すぐに否定して「もう終(しま)いかけているところだ」と観客を幻惑する。 誘惑者という登場人物は、人間の権力欲と征服欲を象徴している。平和とはいえども「鎧(よろい)を着けた平和」のことであると冷酷な現実を突き付ける。重々しい交響曲が響いてくると、平和の理想主義を打ち砕くようにこう述べる。 「平和を口にするのは、二枚舌を有(もっ)ている蝮蛇(まむし)か、脳味噌(みそ)のない蚯蚓(みみず)のほかにはあるまいぞ。偽りで無(
岸田文雄首相と面会し、拉致被害者家族会の新たな運動方針を伝えた後、取材に応じる横田早紀江さんら=3月4日、首相官邸(松井英幸撮影)離婚後の親権を父母双方に認める「共同親権」の導入に向けた民法などの改正案が今国会で可決、成立する公算が大きくなった。たとえ離婚しようとも両親が子供の養育に関わり続けるのは極めて当然の義務であり、親権が一方だけの「単独親権」では親子の絆も断たれかねない。法の改正を強く望むゆえんである。 みすゞの詩ところでこの親権という言葉に接するとき、私には決まって意識に上る2人の人物がいて、その一人が大正末から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人の金子みすゞである。彼女の「こころ」と題する詩に次の一節がある。
休日の朝、自宅近くの川沿いを歩いていると、スポーツシューズを履いてウオーキングしている人たちとすれ違う。歩くことを習慣化している人も多くいるだろうが、健康や趣味のためではなく、日本全国を測量して歩き、日本地図を作ったのが江戸時代の伊能忠敬(いのう・ただたか)だ。 ▶忠敬は隠居した後、天文学などを学び、長い歳月をかけて日本全国を歩き抜いた。その距離は地球1周分に相当するというから驚きだ。きょう19日は「地図の日」。忠敬が1800年4月19日、蝦夷地の測量に旅立ったことに由来する。 ▶精巧な測量のために一定の歩幅で歩く練習をしていたという忠敬は、弟子たちとともに正確な国土の姿を示す偉業を達成した。いつの時代も一つのことに打ち込む姿勢は感銘を与える。困難に立ち向かうときには失敗が頭をよぎるが、恐れずに最初の一歩を踏み出すことが大切だ。
フジサンケイレディス第1日、2週連続でホールインワンを達成した永井花奈=川奈ホテルGC富士C(中島信生撮影) 19日に第1日が行われた女子ゴルフの第42回フジサンケイレディスクラシックで、ツアー1勝の永井花奈が前週に続いてホールインワンを達成した。1バーディー、4ボギーで迎えた11番(パー3)。7番アイアンを振り抜くと、少し間をおいてのギャラリーの歓声でカップインが分かったという。 1988年のツアー制度施行後、2週連続の達成は2006年の中道かおり以来2人目。前週同様、高額賞金のホールインワン賞が設定されたホールではなく、「その運はなさそう」と苦笑いしたが、賞金10万円が贈られた。続く12番をバーディーとしてイーブンパーで初日を終え、「これを機に成績がよくなってくれれば」とうなずいた。
峯陽氏(みね・よう、本名・上坪陽=かみつぼ・ひかり=作詞作曲家)3月6日、老衰のため死去、92歳。ソウル生まれ。葬儀は家族で行った。喪主は長女、尾崎マヤ(おざき・まや)さん。
平川祐弘氏佐伯彰一氏が旧制富山高校の学生だった時、確か小林秀雄だと思うが新鋭の評論家が富山に来た。文芸講演の後、宿まで行って話を聞くと「作家の全集を読破すれば文学部卒業以上の実力がつく」と言われた由だ。これはまさにその通りで、人間の自己教育の尊さを示唆している。 私も新入生に忠告したい。講義などつまらない。自分で読むことが肝心だ。では私が読んだ作家は何人か。漱石、鷗外、ハーンは作品も手紙も八割方読んだ。この折に、三人の手紙に人間の生死を観察したい。 死を前にしたユーモア
岸田文雄首相は18日、衆院本会議に出席し、国賓待遇での訪米の際に行ったバイデン大統領との会談や、米上下両院合同会議での演説の成果を訴えた。立憲民主党など野党は党勢を左右する衆院3補欠選挙(28日投開票)が目前に控えていることもあり、首相の巻き返しを防ごうと試みたが、訪米以降、内閣支持率が上昇に転じていることもあり、攻め手不足は否めなかった。 「バイデン氏と合計で9時間もの時間をともに過ごした。現在の国際情勢のもとで日米がとるべき戦略について首脳レベルですり合わせることができた」 首相は訪米前、自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載事件による支持率下落に苦しんできた。だが、帰国してからは共同通信社の13~15日の全国電話世論調査で前回調査から3・7ポイント増の23・8%となるなど回復の兆しがある。令和4年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題が直撃し、支持率が急落した際、翌5年3月のウ
フェミニズムの論客として知られる武蔵大の北村紗衣教授がX(旧ツイッター)で名誉を毀損する投稿をされたとして、投稿者の男性に330万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(鈴木わかな裁判長)は17日、220万円の賠償を命じた。慰謝料の算定では、男性が提訴を受け、自身への支援金をXで募ったことに関し「公然とカンパを募ることは同調者をあおるものだ」として考慮した。 判決によると、男性は2019年から北村教授への投稿を行った。うち10件の投稿に関し「悪質な誹謗中傷が執拗に繰り返されている」として不法行為が成立すると認定した。 北村教授は代理人を通じ「他人の心を傷つけてお金を稼ぐことを放置するのは世の中に悪影響を与える。判決でこうした行為が勘案されたのは画期的だ」とのコメントを出した。
東京都大田区にある区立小学校のPTAの会計担当者などを務めていた女性が、令和5年度までの4年間で、計約600万円を無断で口座から引き出していた疑いがあることが19日、分かった。PTA側は18日に小学校で臨時総会を開き、保護者に対し一連の経緯を説明。今後、弁護士に相談し、警察に被害届を出す方針といい、民事告訴も視野に入れている。 PTAによると今年1月ごろ、年度末の収支をまとめる際にPTA会費の口座を確認したところ、数十回にわたり計約600万円が、正当な理由なく引き落とされていたことが発覚。 当時、口座の通帳やキャッシュカードは令和2~4年度までの会計担当者で、5年度は副会長だった女性が1人で管理しており、5年度の会計担当者がこの女性から通帳の引き渡しを受け、確認したという。 PTA側が、引き落とされた約600万円の使途について女性に対面や電話で複数回説明を求めたところ、女性は引き出したこと
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