経済産業省は、これからの日本における、ファッション領域を通じた持続的な価値創造を促進するため、「これからのファッションを考える研究会 ~ファッション未来研究会~」を新たに設置し、第1回を11月18日に開催します。 1.趣旨 ファッションとは、単に身体保護等の機能としての衣服の議論に留まらず、独自の文化や価値観、人の創造性を表す媒体でもあり、人口減少下及び経済社会のデジタル化が進む我が国における海外需要獲得戦略の中でも、最も重要視される領域の一つです。 近年では、消費の二極化・多様化や、気候変動などの社会課題に声を上げる新たな消費者層(Z世代)の台頭、デジタル領域をはじめとする自己表現の場の拡大(デジタルファッション)など、消費者を取り巻く社会・ラグジュアリー概念の変化に伴い、ファッションの在り方についても大きな転換期を迎えているとの指摘があります。 世界に目を転じてみれば、これらの変化への