343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/29(水) 23:06:30.87 ID:B8WgX64e0 梓は携帯を軽音部の部室に忘れたことを思い出し、引き返していた。 部室の前まで来ると、中からすすり泣く声が聞こえる。 梓「・・・唯先輩・・・?」 そっと扉を開ける。 唯は窓の下に座り込み 両手で顔を覆い、肩を震わせて泣いていた。 梓は酷く狼狽した。 唯のこんな姿を見るのは初めてだ。 こんな唯先輩は──厭だ。 梓は唯に駆け寄り声を掛ける。 梓「どうしたんですか?唯先輩。」 344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/29(水) 23:08:01.46 ID:B8WgX64e0 そっと肩を抱き慰めるが 一向に泣き止まない。 梓は鞄から、ハンカチを取り出し唯に手渡すと 暫く様