ネットを利用したITビジネスは多岐にわたりますが、そこで発生するトラブルや、関係する法律もまた多岐にわたります。連載『IT法務ライブラリ』の中から、デジタルコンテンツの著作権、ネットオークション、電子マネーなど、みなさんの日常生活にかかわる話題を選んで紹介します。 著作権の間接侵害 家庭でテレビ番組の録画予約をするのは合法だが、企業がテレビ録画予約サービスを提供すると違法になる。ここには“カラオケ法理”も絡んでいる――。パソコンやスマートフォンからデジタルコンテンツを楽しむ人が増えていますが、コンテンツの提供側も利用側も著作権の侵害には注意してください。 録画予約サービス等における侵害行為の主体は提供側かユーザー側か カラオケ法理のポイントは「管理・支配の要件」「営利目的の要件」 利便性の高いサービスほど「侵害行為の主体」と見なされる傾向 付随的な争点となるプロバイダ責任制限法と自動複製機
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