行列に並んだ人の影。ニカラグアにて(2011年11月6日撮影、資料写真)。(c)JORGE CABRERA / AFP 【10月25日 AFP】身長が高い人ほどがんを発症するリスクが高いのは「生まれつき」で、その一因は体内の細胞の数が多いからだとする米国の研究結果が24日、英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表された。 がんは、遺伝子の突然変異によって正常な細胞増殖機能を失った異常細胞が、無秩序に増殖し続ける病気。研究者の間では、背が高いとがんリスクも高まる傾向が知られている。 米カリフォルニア大学リバーサイド校(University of California, Riverside)のレナード・ナニー(Leonard Nunney)氏の研究によると、米国、欧州、韓国の男女を対象にした調査から、身長が10センチ高いとが