東京電力福島第一原発事故から10年を迎えるのを前に、当時の事故対応の最高責任者で、現在は「脱原発」に向けた発信を続ける菅(かん)直人元首相(立憲民主党)が本紙のインタビューに応じた。菅義偉首相が掲げる「2050年カーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)」を原発復権につなげようとする自民党の動きを警戒するとともに、菅(すが)政権の新型コロナウイルス対応にも疑問を呈した。(聞き手・宮尾幹成)
広州市の路線BEVバス 2019年の広州市バス。BEV比率は相当に高くなっていた。 エンジンなんてもう古い。時代はカーボンニュートラル。これからの自動車は電気だ——メディアだけでなく世の中の大勢はいまやこの方向だ。「電気は環境に優しい」と。しかし、現実問題として文明社会とICE(内燃エンジン)の関係は本当に切れるのか。断ち切っていいものなのか……。前回は序章として電動化(electrification)に突き進む欧州の事情を取り上げた。2回目は大型路線バスに焦点を当てる。 TEXT & PHOTO◎牧野茂雄(MAKINO Shigeo) すべての写真を 見る 中国政府の深謀遠慮か 雷天のLiB LiBの外形寸法と容量は数種類から選べる。バス用はやはり大きかった。これを350kWh分積むとなると、はたして重量はどれくらいだろう。現在の3元系単セル3.7VのLiBは1kWh当たり10kg弱。重
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