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ブックマーク / abz2010.hatenadiary.org (5)

  • 先進国の人口成長率と物価上昇はやっぱり関係あるんじゃないか? - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する

    飯田准教授が、白川総裁による先進国の人口成長率と物価上昇の関係についての発言(「白川日銀総裁:日の人口動態の変化が成長率に影響」)を受けて、両者をプロットしたうで、 なんだか最近「これ以上金融政策に出来ることはない」というためならなんでも使うという感じになってきていてイヤな感じだなぁ.白川氏の発言自体もあまりにも根拠が薄弱なのでいろいろ言いたいけど,それ以前調査統計セクションの人間はもう少ししっかりと総裁をサポートしないとダメなんじゃないかなぁ. http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20120530#p1 と結論付けられている。 確かにどうやっても飯田教授の作ったプロットでは、人口増加率とインフレ率の間に正の相関を見ることができないが、こういう場合は「イヤな感じ」だとか言う前に、とりあえず自分の作ったグラフを疑うべきでは無いのだろうか? 白川総裁が実際

    先進国の人口成長率と物価上昇はやっぱり関係あるんじゃないか? - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する
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    biconcave 2012/05/31
  • ジョブズは本当に雇用を創出しなかったのか?  - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する

    クルーグマンが”Jobs, Jobs and cars”というコラムで、雇用創出者(job creator)としてのスティーブジョブズという見方に異議を唱えている。 "Jobs, Jobs and Cars" by Paul Krugman 日語訳: 「クルーグマン「雇用,ジョブズ,自動車」(NYT,2012年1月26日)」 by道草様) クルーグマンは「共和党はジョブズを偉大な雇用創出者のように描き出しているが、彼は断じて雇用創出者ではない。」と断定し、その根拠として以下の2点をあげている。 アップル社はほんの僅かしか米国内で雇用を創出していない。 直接的な雇用者は4万3千人しか居ない 供給業者として間接的に70万人雇用しているが、そうした従業員は殆ど米国外の人間である。 確かに上記2点は事実ではあるが、それはジョブスが「偉大な雇用創出者」であることを全く否定していない。 まず1点目の

    ジョブズは本当に雇用を創出しなかったのか?  - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する
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    biconcave 2012/02/02
    イノベーションなんて税金で生まれるもんじゃないし、旧来型に税金をつぎ込むと構造変化の妨げになるだけだしと、なかなか難しいですね/起業家が失敗した時のセーフティーネットをどうにかするくらいですか
  • 揚水発電は本当に原発の付属物なのか? - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する

    先日のエントリーは原発を含むエネルギー問題はそもそも人類が当に長期的な視野で考えなければならない問題であり、発電コストが数円高いとか安いといった目先の経済合理性の観点で考えるような問題ではないという趣旨で書いたわけであるが、一方で前回取り上げた大島堅一教授による原発コストの試算はかなり広く取り上げられているようであるので、ある意味蛇足ながら、その内容について少し検証してみる。 まず、大島教授は原発の発電コストを考えるに当たっては不可分の関係にある揚水発電のコストが含まれるべきと主張されている。 揚水発電とは、夜間電力で水をくみ上げて上部調整池にためておき、需要の多い昼間に落水して発電する。原発はつねに一定の出力で発電するため、夜間は電気が余る。揚水はその有効活用策だ。つまり、揚水発電は原子力のために存在する存在であり、両者は不可分の関係にある。 http://www.toyokeizai

    揚水発電は本当に原発の付属物なのか? - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する
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    biconcave 2011/07/08
  • 誰が原子力エネルギーを使うべきか - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する

    福島の事故以来、反原発の世論はかつてないほど高まっている。 原子力発電には事故コストも含めれば経済的合理性が来なかった、市場原理に従っていれば今回のような事故は起こらなかった、という意見は確かにその通りかもしれない。 しかしもともと原子力発電が推進されたのは、単なる目先の経済合理性ではなくより長期的なエネルギーセキュリティーの観点(そして敢えて言えば未来のエネルギーへの夢)があったはずである。 石油は昔から「あと30年しか持たない」と言われてきた。様々な技術革新によって埋蔵量は当時の予測を超えて伸びてきたが、結局の所いつまでも世界のエネルギー需要を満たし続けることは出来ない。 だからこそ、未来のエネルギーとしての原子力の利用を官民一体となって推し進めてきたし、その為に原子力損害賠償法や電力三法のようなものも作った。 しかし残念ながら事故は起きてしまい、国民の間に原発に対する拒否感が高まっ

    誰が原子力エネルギーを使うべきか - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する
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    biconcave 2011/06/30
    うーん、この期に及んで、先進国から原子力開発に優秀な人材を送り込むのは難しいのでは。新興国の原子力開発を支援したほうが話が早そう。
  • リフレ論は本当にマクロ経済学の理論なのか? - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する

    最初に誤解の無いように書いておくと、来のリフレーション理論は言うまでも無くマクロ経済学の理論である。 但し、一部のリフレ派が唱えているリフレ論の多くは質的にはマクロ理論というより還元論と陰謀論のミックスに過ぎないというのが筆者の理解であり、以降のエントリの中の「リフレ論」はそういった「俗論的リフレ論」を指すものと理解いただきたい。 - リフレ派はその理論に向けられる批判への反論としてよく「マクロとミクロの区別がついていない」と主張するが、そもそも彼らのリフレ論はマクロ経済学の理論なのだろうか?(もちろんリフレ論も色々あるので、以降では上念氏や高橋氏等の論客がメディアやネット等で唱えるリフレ論(俗論的リフレ論?)を指すこととする) もちろん「合成の誤謬」のようにミクロの視点で正しくてもマクロの視点ではかならずしもそうならないケースがあることは確かであるが、リフレ派が使う「マクロとミクロの

    リフレ論は本当にマクロ経済学の理論なのか? - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する
    biconcave
    biconcave 2011/03/10
    >全て貨幣に還元して考えれば自ずと何をすべきかわかる、というのがリフレ論の根幹ではないだろうか?/経済を構成する最小単位は個人である。貨幣はゲームのプレイヤーになることはできない。
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