バンクーバー五輪スピードスケート女子500メートル、1000メートルに出場した岡崎朋美(38=富士急)に対し、自民党が今夏の参院選に向け、比例代表の「超目玉候補」として出馬を打診していることが19日、分かった。日本女子最多タイとなる5度の五輪出場という実績や、知名度の高さに着目、幅広い年齢層から支持を集められるとみている。岡崎は現役続行に強い意欲をみせているが、ラブコールは今後強まりそうだ。 複数の関係者によると、自民党側は岡崎の周辺に対し、バンクーバー五輪が始まる前に参院選への出馬を打診した。その段階では、出馬へ向けた結論を出すには至らなかった。岡崎自身、バンクーバーでのメダル獲得を目指して連日厳しい練習を続けているさなかで、今後の進路について前向きに考える環境にはなかったためとみられる。 ただ、同党は今回の参院選で一定の票が見込める比例代表の目玉となる人材の確保に苦心しており、岡崎への